他店で施工した案件で、「この冬から使い始めたら、すぐに煙の苦情が近所から出てしまった・・・」ということで、「正しい使い方をレクチャーして欲しい」という依頼を受けた。最初はそちらに質問したとのことだけど、現場に来てもくれなくて、「焚きか方次第ですね~」って感じで軽くスルーされちゃったということだった。
詳しく状況を聞くと、工務店に薪ストーブ設置を依頼して、その工務店の下請けの薪ストーブ店が施工して、設置後の取り扱い説明は10分ほどだったということだった。これだと、上手く焚けずに苦情が出るのも無理はないと思う。しかし、直接薪ストーブ店に施工を依頼しないで、工務店経由の下請け案件だと、そういう対応が限界なのかもしれない。
まずは現場の状態を確認する。煤やガラスの状態を見たら、低温で燻ぶらせていたことは推測がつく。
煙突掃除したら、わずかな使用期間なのに、大量の煤を回収
ガラスもタールがこびりついている
上から着火方式で、煙の少ない焚きつけを伝授
ガツンと焚いて天板の温度は250℃まで上げる
綺麗な美しい炎でガラスが煤けることなく巡行状態になる
真夏日のレクチャーだったので、窓全開で行ったが、それでも暑かった。
途中で、何度か外に出て煙や臭いをチェックしてもらったけど、特に問題になりそうなことはなかった。この状態で使えば、来シーズンは苦情をもらうことはないだろう。
取り扱い説明の時に、二次燃焼するところまで、きっちり時間をかけて実演しないとお客様がいきなりこの状態まで使いこなすのは難しいと思う。
かわはら薪ストーブ本舗で施工した場合には、数時間かけてのレクチャーまで含めて工事と考えている。遠方での施工した場合でも、対応しているので「煙の苦情を近所からもらいたくない」「安心して薪ストーブを使いたい」と考えている人は、薪ストーブ施工店として、当店を指名して欲しい。スタート時からつまずくことなく、自信を持って使えるように指導する。
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コメント
可哀相。 暖かく、幸せで綺麗な炎を出すというのがそもそも暖炉や薪ストーブなんだから。もっと使い方を勉強し愛して上げなきゃね!ましてこの薪ストーブは炎が美しいネスターマーティン。折角のwoodboxならではの炎の美しさを思いっきり堪能して欲しいよね、川原さん!
へぇ~~~~~www
薪よう子さま:
来シーズンからは大丈夫だと思います。
くまはちさま:
写真で機種名まで判るとは、さすがですね。