薪ストーブで新型コロナウィルス(COVID-19)対策

最近のネットでのニュースによると「南極大陸を除く、地球上の大陸に新型コロナウィルスの感染者が広がった」「全世界の人口の50-70%が感染するだろう」みたいなものが見受けられた。
最近の日本国内での対策で「小中高校が休校になった」としても、親は仕事を休むわけにはいかず、超満員の通勤電車に乗るしかない人が多い。周囲で咳をしている人がいても逃げられない状況だ。不要不急の外出を避けると言っても、それができる人は限られているわけで、多くの社会人は、普段通りに生活するしかないのが現実だろう。
学校だけでなく「二週間全ての職場を閉鎖」なんて極端なことだってできないのは、ちょっと考えてみれば誰でも解ることだろう。解らない人がいるかもしれないので、念のため書いておくと、警察、消防、医療系の職場が閉鎖されたら、どうなるか？さらに、食料品店、流通系の職場が閉鎖されたらどうなるか？食料の生産系の職場が閉鎖されたらどうなるか？家を建てる建築系の職場が閉鎖されたらどうなるか？どこで線引きをするのかと考えてみると良い。
これから花粉症の季節で、咳、くしゃみ、鼻水を飛ばす人が増えてくるので、状況的には感染の拡散速度が増すのは避けられないだろう。夏くらいに気温も湿度も上がって、花粉も少なくなって、ようやく収束するというのが今後の見通しだと思う。
そもそも論だけど、新型コロナウィルスだけを怖がりすぎること、極端に反応すること自体がおかしなことだ。インフルエンザだって、毎年必ず流行しているし、それによって併発する肺炎などでの死者数は日本だけで毎年3000人以上いるわけだ。さらに言えば、交通事故の日本の死者数も毎年3000人以上だ。話題性があって視聴率が取れるだけだから、新型コロナウィルスの死亡者のニュースがセンセーショナルに報道されているが、あまり神経質にならない方が良いと思う。（インフルエンザや風邪をこじさせて一般人が死んだってニュースにはならない）
感染対策として、個人でできることは限られていて、よく言われている通り「手洗い」「うがい」をきちんとするくらいしかないが、それだけでなく、「免疫力を高めること」も大切だ。これは薪ストーブがあれば容易に実現できる。睡眠をしっかりとって、栄養、運動のバランスを取れば良い。薪作りをして身体を動かし、美味しい薪ストーブ料理を食べて、適度に疲れたらしっかり眠る。薪ストーブユーザーならば、誰でもできることだ。

薪作りは良い運動とストレス解消になる

炉内の熾火で調理すると普段の食材も美味しさ倍増
体温を適度に保つために、薪ストーブで暖房された暖かい室内も良い。ヤカンを天板に乗せて加湿するだけでなく、加湿器も追加して、湿度を上げてやるのも良い。洗濯物を室内で干すのも加湿のために有効だ。
また意外と見落とされがちなことが、薪ストーブの換気機能だ。直接のダクト式の外気導入アダプターをつけてない場合には、炉内で薪が燃焼して煙突から排煙されるので、換気扇と同じ働きを自然にしている。密閉されて気密性の高い室内で、ウィルスや微粒子が蔓延するのを防いで快適な環境を保つ働きがある。

薪ストーブ下部の炉台に設定した外気導入用のガラリ

床下から燃焼用の空気を薪ストーブに導く

室内の汚れた空気と一緒に、燃焼させて、煙突から排気する、「薪ストーブ」という優れたシステム
薪ストーブは単なる暖房器具だけではない。究極の癒しのマシーンであるともに、健康増進マシーンなのだ。

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