具体的な薪ストーブの機種、煙突部材のメーカーの要望もなく、単純に「図面をメールで送るから見積くれ」と言われても困ってしまう。
薪ストーブの本体は、中国製を使えば10万円程度からあるし、欧米の高級機は60-70万円だ。
煙突に関しても安い中国製を使えば30万円程度から可能だし、国産を使えば40万円程度だ。
これに工事代金20万円を上乗せしたものが、薪ストーブ工事全体の合計金額となる。
つまり一般的に仕入れ可能な部材を使っても、60万円程度から130万円程度まで二倍近く価格差がある見積となる。
さらに、コストを落とすとなると、あまりお勧めはしないけど、シングル煙突を使う、中古品を使うなどの作戦もある。
お客様が、どういうライフスタイルで、どのように薪ストーブを使いたいのか、そして予算がいくらなのかという情報がない限り、作成する見積は意味のないものになってしまう。
見積作成の依頼をいただく際には、こういう情報も一緒に伝えて欲しい。
その上で、見積作成代金の5万円をいただければ、誠意を込めて作成する。
(この見積作成代金は、当店で薪ストーブ設置工事をする場合には、工事代から差し引くので実質的な負担はないが、単に相見積もりのためで他社で施工した場合には返還しない)
「ざっくり、薪ストーブ設置のための概算の予算を知りたい」という程度の段階では、具体的、個別の詳細な見積りを作るまでなく、「概ね100万円」と考えておけば良い。
その上で、概ねプラスマイナス50パーセント位の調整幅があると考えておけば良い。値段の違いには理由があるので、落としたなら落としたなりの妥協点は出てくる。
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