アンコール搬入前の軽量化

今回は、重量級の薪ストーブの搬入時の工夫について紹介しよう。

分解したパーツ

アンコールのパーツ

総重量215kgのアンコールは、そのままの状態で搬入すると大変だ。搬入前に簡単に取り外せるパーツを分解するだけで60-70kg程度減量することができる。ばらしたり組み立てたりの手間と時間はかかるけれども、搬入時の事故を防止することを考えたら、やる価値は大きい。「時間がないから」と急いでやろうとすると、落下、転倒、建物にぶつける等の事故が起きて、余計に時間がかかることになりがちだ。「急がば回れ」で慎重になった方が、結果的に早いことが多い。

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分解、組み立ての際に、黒塗装のノーマルバージョンの場合には、あまり神経質になることはないけど、ホーローの機種の場合は、細心の注意が要求される。鋳物にガラスコーティングされている構造なので、衝撃を加えると欠けてしまうので、慎重に気をつけて行う必要がある。

アンコールに限らず、他の多くの薪ストーブでは分解できる構造になっていることが多い。少しでも負担を少なくするために、軽量化してから、搬入すると良い。

薪ストーブ工事をする立場だと、扉が外せるだけでもありがたいのだけど、扉が簡単に外れない構造の機種もあるので油断ならない。

一般のお客様は「分解性」「メンテナンス性」で薪ストーブの機種を選ぶことは少ないだろう。見た目のイメージ、デザインなどで選ぶことが多いと思う。

一方で、薪ストーブ屋の立場だと、搬入時に楽できるというだけでなく、長くお客様に使ってもらえるように維持するためにも、かなり重要な性能だと考えている。

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