以前から進めていた新型ストーブ(蓄熱式ロケットストーブ)の開発について、既に設計図と、扉の部分、蓄熱体の型枠まではできているのだど、その後がなかなか進んでいない。
最初に発表したのは数年前で、それを憶えていてくれる人から「どうなっているの?」と、たまに問い合わせをいただくので、自分にとっての優先順位が高かったサイト構築(ブログ移転)が一段落したこの機会に、今後の現実的な進め方を考えてみた。
現状は1/2スケールの模型で内部構造を確認済みだ。青い部分が蓄熱体で重量500キロクラスの超弩級の設計だ。
既に市販されているのと同じジャンルでは意味がないので、ロケットストーブの原理で、従来の薪ストーブより高温での二次燃焼となっていて、高効率、低燃費で、なおかつ蓄熱体によるマイルドな心地良い暖かさを長時間実現するオリジナルモデルだ。
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今回、完成させたいと考えているのは、市販の製品バージョンを出す前の最終確認のプロトタイプだ。
最終的なゴールは生産拠点(工場)を北海道にしての、地域産業の発展、そこに暮らす人たちの生き甲斐、やり甲斐づくりと、これまでにない高性能の製品を世に送り出すプロジェクトだ。
このプロトタイプでの最終確認の後は、細かなチューニングを施した量産モデルの工場を作れたらと思っている。その際には正確な製品の原価、そして工場の建設費用なども算出できるので、売り上げの何パーセントというリターンを設定して、今回とは別に、新たに数千万円程度の出資を募集するかもしれない。
いずれにしても、実現させるためには、まずはパーツを製作して組み立てなくてはならないが、私は本業で薪ストーブ設置工事やっていて時間が取れない。このままでは時間ばかりが経過して、完成がいつになるか判らない。以前の作業工程を、今回リニューアルしたブログで過去の記事を検索してみたら、もう5年も前のことだった。
早期に具体的に進めるためには、現在できてるCADの設計図を元にパーツを外注で製作する必要がある。それを組み立てて「現物」を見られるようにしたい。「模型」ではなく「現物」がないと説得力に欠けるからだ。
そのためには200万円ほどの資金が必要になる。クラウドファンディングの手法でいくつかのリターンのメニューを設定して資金調達する。これから始まる冬のシーズンインには間に合わないだろうけど、次の次の冬までには完成させたい。(資金調達の締め切りを2020年の10月末にして、発表会を2021年の3月末頃の予定)
5万円・・・・上記&立ち木伐採、薪割り体験
10万円・・・上記&北海道の開発拠点で、二分の一スケールの模型で内部構造の解説
20万円・・・上記&完成したプロトタイプの燃焼実演見学会に招待(北海道の高断熱住宅の性能体験を含む)
50万円・・・上記&完成したプロトタイプを現在、ご自宅で使っている薪ストーブと入れ替えテスト3日間(現場の耐荷重が確保できている場合)
100万円・・・上記&完成したプロトタイプを購入しての継続使用。(設置工事、煙突工事別途)
200万円・・・上記&完成したプロトタイプの設置工事&煙突工事
300万円・・・上記&プロトタイプ後の市販製品への入れ替え工事
ちなみに、今回の出資募集をかけているプロトタイプの設計前には、さらに1年間さかのぼって、私の初設計の実験用の薪ストーブで検証を進めていた。時間だけでなく、部品の制作にも既に個人的に数百万円の資金をつぎ込んでいる。それで改良を積み重ねてきて、ある程度の成果が出たので、そこに蓄熱の要素を組み込んだものが今回のプロトタイプだ。実験用の初設計モデルでは私の個人的な趣味のオーブン室を組み込んでいたが、これは一般受けしないのでオーブン室の機能は外している。
本来であればプロトタイプまでを自己資金で制作して、量産モデルと生産工場に対する出資を募集するのが筋なのかもしれないけど、手持ちの資金は全て実験の段階で使い果たしてしまったので、お蔵入りさせないために、こうして次なるステップの資金の募集をしている。
私のこれまでの経験と知見を盛り込んだ、夢のストーブを具現化して、高性能モデルを使う喜びを多くの人に味わってもらえるように、出資いただける方はぜひとも下記までご連絡を。
frankrin_1st@ybb.ne.jp
また、上記の私が設定したリターンではなく、別の形だったら出資しても良いという人がいたら、個別に話しをさせていただきます。
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