たまに「釘やビスがついている建築廃材をそのまま燃やして良いのか?」と聞かれたり、律儀に釘やビスを抜いてから燃やしている人を見聞きする。
結論から言ってしまうと、わざわざ釘やビスを抜くことなく、そのまま燃やしても問題ない。燃やした後に、灰の中から釘やビスを回収すれば良いだけで、あまり神経質になることはない。
釘やビス付きのまま、そのまま燃やしてしまう。
焚きつけ時には建築端材、廃材が大活躍する。
建築端材、建築廃材を使う時の注意点は他にもある。
1.無垢の木だけ燃やして良いが、ベニヤ、集成材は接着剤が含まれているためNG
2.無垢の木でも、塗料や防腐剤が塗ってあるものはNG
3.建築端材、建築廃材だけを、ずっと燃やすのではなく、焚きつけ時のみ使う
建築端材、建築廃材は、適材適所で上手に活用することが大切だ。
建築端材、建築廃材のみをずっと燃やしていると、燃焼温度が高くなりすぎて薪ストーブを痛めてしまったり、大量の煤の付着で煙突が詰まりやすくなる。
炉内温度が低い焚きつけ時に集中的に焚きつけ材として使って、その後は普通の薪にバトンタッチするのがお勧めだ。
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