横須賀での薪ストーブ設置工事は、チムニーの手直しで当初想定していたよりは時間がかかったけれども、その後の作業は順調に進んでいき、薪ストーブ本体の設置まで完了することができた。
今回の施主さんが選んだ機種は綺麗な曲線美が特徴でユニークなデザインのネスターマーティンC33だ。
売れ筋のSシリーズやHシリーズとは違って、空気調整が下からと上からの2方向を独立して自由自在にコントロールできるので、炎の表情を自分好みに作り上げることができる。(TQ33, TQH33, RH43と同じ仕組み)
この美しいデザインと引き換えに、通常の脚がついている薪ストーブと比べて搬入する時、移動する時に、手で持つところがないので搬入設置がとても大変だ。一度、炉台に置いてしまうと微調整で動かすのも厳しいので、設置時に厳密に位置を出すために、下げ振りを使った。
このため、地震の際に煙突で薪ストーブの口元を剛性を持って押さえつけているので、転倒のリスクが低くなる。
まだ新築工事中の現場で、室内足場が組まれている状況なので、実際の火入れは入居後の秋の予定だ。その時にオシャレなこの空間、炉台、炉壁の前で火が入っているC33を見るのがとても楽しみだ。
↓ 画像クリック(タップ)で応援をお願いします
ランキングに参加しています・・・
コメント
スッキリしたモノクロ基調のタイル炉壁、炉台とのC33はハイバランスがお見事!
※ こういうタイル(大理石調のモダンな)初めて見ました。
うさぎさま;
珍しいデザインのタイルですよね。形状、色合いともにユニークです。
C33とも合っていると思います。施主さんのセンスの良さを感じます。