多くの薪ストーブは、煙突を天板だけではなく、背面にも排他利用で接続できる

薪ストーブの煙突が天板から出ているケースが多い。しかし、ほとんどの薪ストーブは煙突を天板からだけでなく、背面から出すこともできるような設計となっている。天板と背面の二か所に煙突取り出し用の穴が開けられていて、片方には蓋が、片方には煙突取り付け用の口元金具がついていて、排他利用で、どちらかに煙突を、どちらかに蓋をつける形になっている。

煙突を背面出しする際の固定金具

背面出し、水平接続の場合に、煙突を口元に差し込むだけだと、地震などで薪ストーブ本体が転倒して、煙突が外れるリスクもある。これを防止するために、薪ストーブ本体と、煙突を固定するための金具を使って一体化させている。

煙突を背面出しして、水平方向に接続した施工例

煙突を背面から出すことで、天板が広く使えるようになったり、煙突を目立たないように外壁を水平に抜いて、室内からは薪ストーブ本体だけが見えるような設置方法を取ることができる。

また、設置する場所の環境、状況から、煙突を背面、水平出しにしないと難しい場合もある。

ちなみに、ネスターマーティンのS43, H43, S33, H33のB-topシリーズは、この煙突背面出しの機能を使って、B-topユニットを背面にとクッキンググリドルを天板に取り付けている。

この下のブログ村ランキングバナーの画像に使っている、アルテックのグランデノーブル デポ、ネスターマーティンS43, ハンターストーブのアスペクト5の、3機種全て煙突を天板からも取り出せるし、背面からも取り出せる。これらの3機種だけでなく、主要な薪ストーブの多くがメーカーや機種を問わず、同じような設計となっている。

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