まずはパレットのままトラックの荷台に載せる
ソープストーン製の薪ストーブは、同じサイズの鉄の薪ストーブと比べて明らかに重い。鉄の薪ストーブだったら、頑張れば一人でもパレットから降ろしたり、ちょこっと一時的に少しだけ脚を持ち上げたりして若干の移動もできるけど、ソープストーン製の薪ストーブの場合は、かなり厳しい。
数人いれば人力でも何とかなるけど、一人の場合は機械や道具をフル活用して動かす。
まずはパレットのままトラックの荷台に載せる
フォークリフトの爪に帯をひっかけて、薪ストーブ本体を持ち上げてパレットを抜く
現場に3人いれば二人で頑張って薪ストーブを持ち上げて、一人がパレットを抜くということもできるけど、1-2人の作業員の現場では、パレットから薪ストーブを降ろすのも厳しくなってくる。現場で時間を極力ロスしないために、事前にできることはやっておく。
現場に到着したら、持参した昇降式の台車を利用して、荷台と平行の位置に設定して、薪ストーブ本体を平行移動させる。その際、薪ストーブの下にはベニヤ板を敷いて荷重を分散させて、さらにそのベニヤ板の下には毛布を敷いて、毛布を引っ張りながら、摩擦の影響をなるべく排除している。
トラックの荷台を玄関に横付けして、玄関に乗せた台車に薪ストーブを平行移動
台車に乗ったら、台車の荷台を一番低い位置に戻して安定させてから、室内へと移動する。
軽量化のために取り外した天板のソープストーンを乗せる
今回は、二人作業かつ、単純な平行移動だけだったので、工具不要で、簡単に取りはずせる天板だけ外した。しかしながら、簡単と言っても、取り外した天板の石は衝撃に弱いので、要注意だ。元に戻す時に手が滑って落とすと割れるリスクもあるので、特に戻す瞬間に慎重に優しく乗せるように気をつけたい。
「どうしても一人で搬入しなくてはならない」「人力で二人で階段を上げる」などの緊急時、特殊案件の時には、天板だけでなく、扉、背面パネル、炉内の二次燃焼要の吹き出し金具、炉内のソープストーン、ロストルなども取り外して、その分だけ、さらなる軽量化することは可能だ。(数十キロは軽くなる)
その際は六角レンチやスパナ、レンチなどの工具が必要で、分解、組み立てにそれなりに時間を要することになるので、時間と労力のバランスを考えて、現場の状況の応じた最適な方法を検討する。特に、扉を安易に外すと、組み立ての際に、保持していないとボルトを締めることができないので、作業にかなり苦労することになるので、最終手段と考えたい。
新築の場合には、屋根を施工する前の、骨組みの段階で、クレーンで吊って搬入を行うこともある。
ちなみに、重量280kgのグランデノーブルコンプリートをデモ機として搬入、設置したかわはら薪ストーブ本舗 成田店の場合は一人で行ったが、これは薪ストーブ店としての薪ストーブの搬入動線を設計してあり、なおかつ、それなりの機材が揃っているからだ。
また、重量310kgのビジョンクックを搬入設置した現場の場合は、クレーンで敷地に吊り上げて、室内への搬入は人力4人で行った。
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