豪雪地帯の猪苗代町でチムニー作成した現場だけど、大雪の後の雪溶けで雪(氷)が屋根から流れてきて、煙突が折れ曲がってしまったということで、現場確認(点検)に行ってきた。

チムニーも煙突も傾いている
チムニーは当然垂直方向に作成したのだけど、雪の重みで傾いていて、水下方向にも右下側押し出されている。チムニーが傾いたので、その中に固定している煙突も当然折れ曲がって傾いている状況だ。

棒葺きに対して垂直だったはずのチムニーが全体に押し出されている

左側面の雨抑えの板金も浮いている

右側面の雨抑えの板金はめくれ上がっている

化粧板を外して煙突貫通部分を確認
煙突が外れてしまうと、薪ストーブを焚けなくなってしまうので、取り急ぎ室内側から、化粧板を外して煙突ラインの確認をした。単純に傾いているだけで、コネクター部分で外れてはいないので、とりあえず薪ストーブを焚くには差し支えはない状況だった。まだまだ寒いので、薪ストーブを焚けないときついけど、チムニーの再作成をするまでは焚いても問題はないことが確認できた。目視確認するまでは、不安だったので、連絡を受けてから数日程度焚かずに待ってもらっていた。今回の、宮城、福島訪問のタイミングに合ってラッキーだった。

チムニーがない部分の雪はこんな状況
屋根上に40-50センチ積もった状況だったようだ。まだ屋根の上に雪が残っている状況なので、すぐにやり直し工事はできない。ある程度雪が落ち着いてからになりそうだ。
一応、雪割りは作成してあるのだけど、積雪量に対して小さ過ぎた。豪雪地帯では雪割の高さを600、長さを4000程度の巨大なチムニーよりも巨大な割りにして、チムニーの水上側の面で雪の荷重を受けないようにチムニーの左右に流すのがポイントとなりそうだ。
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