先日、シングル煙突から二重断熱煙突に入れ替えたドブレ700SLの煙突の手直しに行ってきた。
前回は、オフセットして折れ曲がっていたシングル煙突を撤去して、ストレートな二重断熱煙突にすると、薪ストーブがかなり後ろに下がるので、背面の遮熱板に干渉する可能性があったので、手持ちの在庫煙突をつないでの様子見だった。その場合には、エルボの二重断熱煙突を用意しなければならないが、現場合わせしないうちに仕入れてしまうと、使わない場合に無駄になってしまう。その結果、エルボなしでいけることが判って、なおかつ口元付近の若干のシングル部分の長さも正確に寸法が取れたので、口元付近までオール二重断熱煙突仕様になるように部材を揃えていった。
口元までオール二重断熱煙突にしたことで、最初の状態とは燃え方が全然違うことが、お客様の口から何度も出てくる。焚きつけの炎の勢いが強く焚き付けに失敗しなくなったというような初期の段階から、空気を絞ってオーロラ炎が出まくりと巡行状態に至るまで、あらゆる段階で効果を実感できる。
今まで、シングル煙突から二重断熱煙突に入れ替えたお客様で、効果を実感できなかったという人は一人もいないので、自信を持ってお勧めする薪ストーブのチューンナップだ。薪ストーブの持つ本来の性能を発揮できるようになる極めて有効な方法だ。
もし、室内側の煙突がシングルで施工されているのであれば、ぜひとも二重断熱煙突への入れ替えを検討してみよう。既存の煙突メーカーが不明でも対応可能なので、気軽に問い合わせて欲しい。
ガッチリ剛性のある煙突固定ができて、不安感がない。大きな地震の時にはこれをやっているのと、いないのでは、かなり違うと思う。
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