チェーンソーの使用直後の手入れ(現場にて行いたいこと)

チェーンソーで玉切りや伐採作業した後にはどのように手入れしているだろうか?

作業後には上の写真のように、かなりの木屑が内部に溜まってしまう。最低限チェーンカバーとガイドバーを外して、真ん中の写真のように一通り木屑をさっと取り除いておくことが望ましい。

下の写真は清掃後のチェーンオイル噴出し口だが、掃除しないで放置するとこの部分にも木屑が詰まってしまい、使用中にチェーンオイルが出なくなってしまう。

作業前に燃料とチェーンオイルを満タンにして、作業後に残量を確認して両方がほぼ同時になくならない場合には要注意だ。正常にチェーンオイルが噴出している場合にはガス欠した時点でチェーンオイルもほとんどなくなるように設計されている。作業後にチェーンオイルがかなり残っている場合には木屑が詰まっている可能性が高い。そうなると切れ味が悪くなるし刃やガイドバー、エンジンの寿命が極端に短くなる。

長持ちさせるためにはなるべくコマメに手入れしてやる必要がある。給油ごとに刃研ぎして人間とチェーンソーを休ませるのは基本だが、木屑の清掃も、できたらそれと同時に行いたい。木屑を清掃する段階でどういうモノをどう切ったかを残留物から反省することができる。また内部の構造にも詳しくなるし、現場で何かが内部にはさまってしまって動かなくなってしまった時にも冷静に対処できるようになる。チェーンソーを使用した直後に作業する時はマフラーや刃が熱くなっていて素手で触ると火傷するので必ず皮手袋を着用することだ。



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