薪ストーブが連続稼動しているシーズン真っ最中は炉内の火が途切れることがあまりないので、熾き火の中に追加の薪を投入すれば再び燃え上がってくれるので、あまり焚き付け用の細かなものは必要がない。
しかし、シーズンに入った直後や、シーズンが終わる直前などは暖かい日もそれなりにあるので、薪ストーブが不要で焚かない日があったりして、完全に火を落としてしまうことも出てくる。薪ストーブの表面温度が冷えた状態からだと、いきなり太い薪には火がつかない。そんな時には焚き付け用の細めの木から順番に燃やすことになる。
そうやってだんだん炎を育てていくのも、時間はそれなりにかかるが、焚き火みたいで楽しいことだ。この時期は残り少ない薪ストーブの稼動を名残惜しむように、シーズンに入る頃はこれからの季節の楽しみに思いをはせながら焚くことになる。
春休みなので、近くの建築現場で端材をもらってきて、子供に薪割りさせてみた。本格的な薪割り前の練習に最適だ。節の部分が割りにくいということを身をもって理解したと思う。最終的に一輪車いっぱいの細かな焚き付け材ができた。