この数日間、試し焚きしている小型薪ストーブも、徐々に表面温度が300℃くらいになるまで温度を上げていき、慣らしも完了。耐熱塗料の焼ける臭いもほとんど気にならなくなった。
これまではストレートに立ち上がる煙突で実験してきたが、今回は現実的な壁出しでの煙突施工に近い60度(30度)の角度がついたエビ曲がりのエルボを二組使ったオフセットで、全体の長さが3メートルの設計。平屋、あるいは二階建ての二階への設置に近い状況を作り出してみた。
この程度の煙突の傾きであれば、横引きでの流速の低下という印象もなくストレートに真っ直ぐ立ち上がっているのと変わらない引き(ドラフト)が得られた。焚き付け時から炎もガンガン上がって良い感じで燃焼が進む。
だいたい毎秒1メートル程度の流速を維持できれば、煙突施工は成功と言えるのではないだろうか。