数ヶ月前に回収してきた楢の原木だが、概ね割って薪の形にして積んである。しかし、既存の薪棚に入りきらなくなっていて、仕方なく玉切り状態のまま積んである分が若干残っていた。「ちょっと運動不足の解消に」と、薪割りしてみた。
ここで驚いたことがある。
回収してきた直後の斧を振り下ろすと水が飛び出してくるくらいの時には、気持ち良くサクサクと割れてストレス解消に最適だった。
しかし数ヶ月して切断面が乾いてヒビが入ってくるようになったら、全然気持ち良く割れてくれなくなってしまった。何回も斧を振り下ろしてから、ようやくグニョっとした重い手応えで割れて時間もかかるしストレス溜まりまくりだ。乾いているのは切り口の表面付近だけで、中は相変わらず水分が多く、割ってもずっしり重い感じだ。とても同じ樹種だとは思えない。
割らなかった分は無理に割らずに薪割り台として必要な人に分けた方が良いような気がしてきた。というわけで取りに来てもらえば、先着10名様に「直径40センチの楢の薪割り台」をプレゼントする。
薪として使うならば、玉切り状態で放置せずに、早めに割った方が良いという教訓だ。