この時期に伐採した木は地面から水分をたくさん吸い上げているので、持ち運びの時にも冬に伐採した時よりずっしりとした重みを感じるが、そのことは薪割りしていていも感じられる。
斧が木に当たった瞬間に水が写真のように噴出してくる。そしてその水が飛び散って顔にはねてくる。そのくらいたくさんの水分を含んでいるわけだ。水しぶきが飛び散っている様子も観察できると思う。
薪割りしてしっかり乾燥させないと、気持ち良く燃えないだろうことも実感できる。
薪の原木として木を伐採するのは樹木の生長が停まっている厳寒の時期に行うのが基本だ。冬場に伐採した原木は水分もこんなに含んでいなくて軽いし、割ったり切ったりしても水が噴出してくるようなこともない。夏場にわざわざ薪作りのためだけに伐採するのは愚の骨頂と補足しておこう。