ドブレ700SLの焚きつけの際からの燃焼能力の高さの秘訣(その2)

炉底には灰を灰受け皿に落とすための取り外し可能な蓋がついている。実はこれは、ただの蓋(栓)ではないのだ。スリットと穴がついていて、そこから灰受け皿側からの空気が吹きつけて効率良く一次燃焼用の空気を供給できるようになっている。(ちなみにこの機構は700SLだけでなく640CB/760CBにも共通してついている)
そして灰が溜まると、そのスリット、穴がふさがって無駄な空気が供給されなくなって、燃費が良くなる。焚きつけの際の必要な時にだけ適切な量の空気を強力に供給できる、車のエンジンで言えば可変バルブタイミングのようなものだろう。
炉底の灰を掘っていくと出てくる
灰受けと炉内の仕切りの蓋
ここから溜まり過ぎた灰を、下の灰受け皿に落とせる
ただの蓋、栓ではないところに注目!スリットから空気が流れる巧みな構造
取っ手用の穴と、その反対側のスリットから一次燃焼用の空気がしっかり供給される
たくさん薪が燃えて炉内の温度が上がってくるにつれて、灰に埋もれていき供給量が少なくなっていく

かわはら薪ストーブは全国

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