ドナドナされていく、我が家の薪ストーブ

DIYで設置した廉価な中国製の鋳物の薪ストーブでも、十分に暖かいし、楽しめるということを証明してくれた。薪ストーブの設置ノウハウ、使いこなしを勉強させてくれた。
そして耐久性についても、我が家でハードに酷使しても5シーズンは持つという実績を作った。気温が20℃以下になったら躊躇することなくガンガン焚いて室温は一年を通して30℃というように、普通の家庭の倍以上使っているから、平均的な使い方で大切に使えば10年以上は持つであろう。実際に15年程度使っている人も知っているので、一般的に思われているように1-2年で壊れるということはない。
オークションは「今月中に引き取り可能な方のみ入札下さい」という条件だったので、しばらくはまだ使えると思っていたが、何と終了した数時間後に落札者から電話があって「今から取りに行きたいのだけど・・・・」ということだった。意外と早く来た愛用の薪ストーブとのお別れに、複雑な気持ちになった。しかしリフォーム中のため、スペースを確保してレイアウト変更できるチャンスであると前向きに受け止めることにした。
そして夕方に落札者が軽トラックで引き取りに来た。前日の夜まで、この場所で実際に焚いていたので、まだ炉内には熾き火が灰の中に埋もれていて、薪ストーブ本体は温度が高く、皮手袋をしないと運べなかった。改めて鋳物の蓄熱性能と、火持ちの良さを実感した。積み込みの際に、薪ストーブの体温を感じて、子牛を売る時のドナドナという歌を思い出してしまった。自分で設置したので、取り外しはサクサクと進んで、あっという間に積み込まれてしまった。

かわはら薪ストーブは全国

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