薪は虫の住む所

苦労して集めた薪が虫に食われて穴が開いていたり、粉を吹いていたりすることがないだろうか?
たまに「殺虫剤で殺すべき?」みたいな質問を受けるけど、よくあることで、一々気にする必要は全くない。殺虫剤がついた薪を燃やす方が気持ち悪い。
薪の中の虫はそのうち成虫になって他の卵を産む生木を求めて飛んでいってしまうので、冬場に焚く時にはいなくなっている。また仮に残っていたとしても、冬場には虫は活動していないのだが、焚く直前に家の中に薪を置いておくと春になったと勘違いして冬眠から覚めてしまってカサカサと薪の中で音がすることもあるが、そのまま薪ストーブの中で燃やすだけだ。「残酷な・・・」とかいう声もあるかもしれないけど、目に見えていないだけで、穴が開いていない薪にも必ず微生物や小さな虫は潜んでいるものだ。
また冬場までに食われてボロボロになってしまうとか、薪として使える分がなくなってしまうなどの心配もない。そんなにたくさんは食われない。自然から燃料を分けてもらっているのだから、食料として使っている分くらいは大目に見てあげよう。虫に食われる分など無視できるくらいゼロに近いものであろう。
薪という自然の燃料を使っている以上は、それに付属する虫や汚れも、ある程度は受け入れて、あまり神経質にならない方が良い。

かわはら薪ストーブは全国

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