これまでもう何年もの間、通ってきた国道沿いの大豪邸に煙突がついていたのは嫌でも目に入っていた。暖炉や薪ストーブは気になっていたけど、どんなヤクザか、ワルい人が住んでいるのか判らないので、おっかなくて、とても「見せて下さい」なんて言えるような感じではなかった。
後日、このブログでもレポートするつもりだけど、私がコンサルしてDIYで薪ストーブを取り付けた人が開催した、薪ストーブ取り付け完了記念の宴会に呼ばれて、その時に同席した人が、なんとその豪邸に住んでいるということが判明した。そして薪の配達&煙突掃除などのメンテナンスの依頼をいただいた。
怖い思いをすることなく、これまで何年もの間、ずーっと気になっていた物件を見ることができた。最初に宴会の席で会っていないで依頼を受けたら、ビビってしまって仕事にならなくなってしまうような豪邸だ。
煙突掃除の際に、室内側からブラシを上方向に突付いて煙突掃除したような気になっている人たちもいるけれども、その方法では煤が一番溜まりやすいトップ部分の掃除が全くできないので、あまり意味がない。やるならば屋根に上ってトップからするのが基本だ。
そのためにも新築で薪ストーブのある家を建てる場合には、煙突掃除をしやすい、屋根に上りやすい設計にすることが極めて重要になる。薪ストーブの機種をどう選択するなどよりもはるかに大きな問題だ。
初めて敷地の中から近くで見ることができた豪邸
角トップの内部は煤が積もっていた