焚き火で炊飯というと、飯ごうを使うのが一般的だろうけど、私の場合は普段どおりに土鍋を使う。
火力によって加熱時間が違ってくる。強火の時は11分くらい、中火で12分くらい、弱火だと15分くらいだろうか。まああくまで時間は目安で、実際には蓋から噴出す湯気や音で判断できる。沸騰の音が小さくなって、湯気が激しく出るようになったら、鍋を火から下ろして15分程度蒸らす。この時、絶対に蓋を開けてはいけない。蒸らしている間の鍋の中の圧力で美味しくできるのだ。
私が使っている長谷園の土鍋は、直火専用の炊飯用に設計されていて、適度な厚み、そして二重蓋で、美味しく焚けるので、お勧めだ。これは焚き火という特殊な使い方だけでなく、ガスコンロでも使えるし、薪ストーブの炉内でも使えるので、1年を通して活用できる。
火にかけてしばらくすると、沸騰してボコボコ淵から泡が見える