これまで一斗缶、ペール缶、そして板金などで、様々なサイズのロケットストーブの実験、試作してきた。作る度にその高性能ぶりを実感してきたけど、燃料の供給、燃焼状態の維持などのロケットストーブ特有の問題点も同時に感じていた。
ロケットストーブを本格的な実用的な薪ストーブとして使うには、解決すべきポイントがいくつかあるので、それらを盛り込んで、オリジナルモデルを製作中だ。とりあえずプロトタイプを作成中で、残すところは扉などあとわずか。間もなく実際に火入れをしてのテストを開始できる。
製品バージョンと同じサイズ、仕組みでのプロトタイプにて燃焼確認を行う予定
断熱材を充填するヒートライザー内での高温での燃焼が楽しみ
コメント
非常に非常に期待しています。
おかげさまで、やっとまともな一般のストーブに出会い、その暖かさを教授していますが、
大きな部分をコントロールして燃やす事の微妙さも感じています。
ロケット方式や、クラフトマン方式のように、小さい部分を高温でしっかり燃やす方式が、
少なくとも燃焼の基本から言えば理にかなっているでしょうね。
ヒートライザー部分が、円筒ではなく角柱状なのはどういう理由ですか?
オリジナルストーブとはなんと!
去年の11月に薪ストーブライフを始め、こちらのブログから色々勉強させていただきました。
シーズン1の一番最初のブログから、この最新の記事にたどり着くまで、出勤時間や仕事の休み時間、育児の合間と、毎日毎日ひたすら読み続けて3ヶ月かかりました!
気軽なきっかけから薪ストーブを購入し、薪ストーブ屋さんになるなんてすごいな~と思っていたら、
オリジナルストーブ!!
燃焼の状態もとても興味深いでス。
それにしてもこのものづくりに対する実行力、素晴らしいとおもいます。
これからも応援しています。
何かあったら相談させてください。
御立派!!
追求心が物凄くあることに感嘆してしまいまうと同時に「オタク」や「炎フェチ」を自認して満足していた自分が恥ずかしい。
完成まで焦らず、念には念を入れ性能アップしてください。
ロケット系には価格と燃費バランスを気にする人が購入希望者には多そうですね。
山口透さま:
ヒートライザーが円筒ではなく正方形の理由は二つです。
一つは部品点数を減らして低コストにするためです。
もう一つは組み立てキット販売も考えているので、分解時にかさばらないようにするためです。
雪ん子さま:
旧ブログから通しての記事の読破をありがとうございます。そしてお疲れ様です。
応援もありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
解らないことがあれば、お気軽にご質問ください。
うさぎさま:
二次燃焼空気の噴出し口の穴の直径、数、配置などは実際に火を入れて検証する必要がありますので、今後はプロトタイプでの試験を進めてまいります。
生産(販売)モデルは量産性、デザイン性も考える必要があるので、これとは全然別物になると思います。この段階にならないと原価をはじき出せないです。その段階で価格、性能のバランスを考えて価格設定の必要がありそうです。
なるほど! 円筒でなくても燃焼に差し障りない空気の混合方法があるわけですね!!
山口透さま:
二次燃焼用のエアーをヒートライザーに向けて導入しますので、正方形でも良い感じで燃焼すると思っています。
上下に空間がありますが、下が燃焼室で上の空間はオーブン??ですか?
ほしのさま:
そのとおりです!