私のブログを熟読してくれての設置レポートをいただいた。青い字の部分がNさんによるもの。本人の了解のもとに掲載して、その後ろの赤い文字の部分が、それに対する私のコメントだ。
・薪棚
足場用の枠と単管パイプを組み合わせて自作しました。
1.8m x 1.8mの棚が10個並んでいます。ベースはコンクリートで土地からの湿気を
防いでいます。また、底板はコンクリートより更に浮かしています。
南側の陽当たり良好、風通しの良い場所です。

車で棚の前まで着けることが可能です。ただ、今のところ薪は全て自分で玉切り・薪割り
していますので、購入する予定はなく、車で薪棚まで持ってくる必要はありません。
また、薪棚から室内への動線も考慮し、窓を開ければ薪棚から室内の薪ラック
(4~5日分)まで簡単に手渡し出来るようにしてあります。

薪棚については完璧で言うことなしです!
作成した薪は太めや平たいものが目につきますので、腕くらいの太さ、そしてなるべく縦横の長さが同じ正方形に近いような断面にすると燃焼効率が良くなります。半割りの三日月状のものではなく4つ割りで作成すると良いですよ。薪の形状の違いで、だいぶ燃え方が違います。


コメント
川原さん、コメントありがとうございました。
20m長近くある薪棚については十分な量を確保出来ると思いますが、
原木が集まり過ぎて現在新しい薪棚の製作中です。
一年前から薪作りをしてので、現在焚いている薪は一年乾燥物です。
川原さん推薦の二年物は来年以降に経験できます。
どういった燃え方をするのか楽しみです。
薪の割り方、ご指南ありがとうございました。
何しろ原木はいただいてくるものばかりなので、いろいろな太さがあるのですが、
太い原木は四角になるように割ってみたいと思います 。
(これば表面積が広いとか、どの方向からでも火がつくと言う意味合いでしょうか?)
私の薪は760CBに合わせて、長さ50センチにしています。長くて太い薪を作ると
楽なので、どうしても太目の薪になってしまっています・・・
薪の乾燥の仕方にもみなさんいろいろあるようで、割った後はすくに薪棚に入れないで、
井形に組んで
「雨の当たらないところで乾燥させた後、薪棚に積む」とか
「雨の当たるところで何週間が置いて、その後薪棚に移動させる」
とかありますね。現在、両方を実践中ですが二年後に分かるほどの差が出るかどうか?
薪ストーブはどの話題一つとっても、奥が深いですね!
素晴らしい薪棚ですね!!
うちも野ざらし薪置き場の参考にさせてもらいます!!
ブログ読者のNさま:
原木が集まり過ぎて薪棚増設というのは、うれしい悩みですねぇ。
来シーズンからは2年乾燥薪を使えるということですね。きっと本当の薪ストーブの実力はこんなだったのだと目から鱗だと思います。
薪の断面の形状については、そのとおりです。最も表面積が大きくなることと、組んだ際の空気の流れが確保できることで、燃焼効率が格段に違ってきます。少し短めも作るようにすると色々な状況で使い分けできて良いと思います。
薪の乾燥方法の実験も楽しみですね。結果が出たら知らせていただけると幸いです。