外気導入について

薪ストーブの燃焼用の空気は屋外から直接薪ストーブの近くまでダクトで導いてやるのがベストだ。

これを外気導入という。壁際の場合は壁に、そして家の中心付近の場合には床下に穴を開けて、燃焼用の空気を薪ストーブ付近に供給してやる。

煙突と同じく直径150ミリがベストだ。そして端末には防虫ネット、開閉シャッターがついている換気ガラリをつけてやるのがデザイン上も機能上もベストだ。
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使用しない時にはシャッターを閉じておけば良い
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薪ストーブ稼動シーズンにはシャッターを開きっぱなしでOK
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薪ストーブ設置位置の低い位置に設定する
薪ストーブの機種によっては「外気導入キット」で直接ダクトから薪ストーブ本体に接続できるようになっているオプションが設定されている場合もあるけど、それがなくても全然問題ない。薪ストーブ付近の低い位置に外気につないだダクトの出口があれば良い。

外気導入しない場合には、隙間風が薪ストーブに対して流れたり、焚きつけ時に煙が室内側に漏れたりすることがあるので、新築住宅の場合には必ず設定したい。

炉台、炉壁を設計する時に忘れてはいけないのが、外気導入ダクトだ。なるべく薪ストーブに近い低い位置に設定するのが基本だ。 直径150ミリの換...

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コメント

  1. うじのぐっさん より:

    うちは外気導入を設けていないのですが、確かに薪ストーブがガンガンに熱いときでも、たまーにそよそよと遠くから(おそらく玄関)隙間風が入ってきてしまうことがあります。
    さむっって感じです。
    たまーになんですが、暖かさの面でも大事ですよね~
    後から設置したら結構お金がかかってしまうんですかね~?

  2. えちぢ より:

    おはようございます。
    ウチは玄関が造作の引き違い戸になったので(気密がそんなに良くない)もし外気導入しなかったら隙間風がすごくなってたかもしれません。
    かわはらさんの所で勉強してなかったら外気導入をプランに入れてなかったかも。良かった~。

  3. かわはら より:

    うじのぐっさんさま:
    薪ストーブ付近の床下、もしくは屋外に面した壁面があれば、そこに150ミリの穴を開けてやればOKです。それほど費用がかかる工事ではないですよ。
    隙間風を感じないで快適に薪ストーブを使う場合にはぜひともお勧めしたいです。

  4. かわはら より:

    えちぢさま:
    意外と外気導入というのは忘れられがちなポイントですので、事前に気づいて良かったですね。
    素敵なお家になるのを、私も楽しみにしています。

  5. てんにょ より:

    我が家も今シーズンは,アストロラインの直下に同じφ150のガラリを設置しました.目的は過乾燥の低減でしたが,残念ながら効果なしでした.しかし確実に外気導入をしていたので,すきま風は少なくなったような気がします.
    ただ一番重要なのは,すきま風の侵入部を徹底的に処理してから設置したことかもしれません.

  6. かわはら より:

    てんにょさま:
    隙間風の浸入場所の対策をして、なおかつ外気導入すれば完璧ですね。
    過乾燥に対しては、加湿してやるしか根本的な対策はないようですねぇ。

  7. Dear より:

    こんにちは、質問があります。
    冬の間、床下換気口は閉じた方がいいでしょうか。閉じると外気導入からの空気は若干弱くなります。
    でも、薪ストーブを焚かない日もあるので閉じてました。春から秋は床下換気口は開けっ放しです。

  8. かわはら より:

    Dearさま:
    基本的には1年を通じて床下の換気口は閉じない方が良いと思います。

  9. 薪 焚太郎 より:

    こういう外気導入もあるんですね。
    外気導入というと、ダクトでストーブと直結するものばかりだと思っていました。
    ウチはすきま風は無いのですが、循環風は吹いています(笑)。部屋の扉の開け具合で調整しています。

  10. いずみ より:

    家も此方で教えて頂いて、スリット・シャッター付きを導入しましたが、
    確かに引っ張って来ていた、そよ風が弱くなるのを実感しました。
    只、何かの具合で、何処からか入り込んでいた風が、弱まらない場合も有ります。
    同じ場所でも戸のすき具合等で、効果が無いのも事実なのかも知れませんね。

  11. かわはら より:

    薪 焚太郎さま:
    専用の外気導入キットが設定されている機種を使っていると、そのように思ってしまうのも当然だと思います。
    隙間風がない家は快適ですよね。

  12. かわはら より:

    いずみさま:
    古い日本家屋だと元々、隙間がたくさんあるので、風が強い日とかは外気導入や薪ストーブの有無に関わらず、隙間風が吹き込んできてしまうこともあるかもしれませんね。

  13. ましまし より:

    今年の冬薪ストーブを新築と同時にいれたのですが寒い!
    愛知県てこんなに寒かったかと言うぐらい寒く全館暖房にはほどほどおよびません!
    ストーブ正面の廊下の奥の北側のクソ寒い部屋の空気を引っ張ってきているようでストーブの前に居ても暖炉みたいに前はチリチリ後ろはヒュ?ヒュ?しています。
    酒飲んでうとうと寝るとよく風邪をひきます!
    外気導入参考になります。
    ホース本体に付けなくていいなんて知れ良かったです。
    家の間取りとアンコールにあうかわかりませんが希望をもって調べてからストーブ屋さんに相談してみます。
    これからも楽しみにしてます!!

  14. かわはら より:

    ましましさま:
    関西方面に行く時にはブログで告知しますので、タイミングが合えば呼んで下さい。楽しみにしています。

  15. かわはら より:

    ましましさま:
    間取りには関係なく、いかなる場合でも、どんな薪ストーブの機種でも外気導入はあった方が良いです。
    効果は間違えなく実感できますよ。

  16. ましまし より:

    おはやいお返事ありがとうございます!
    奥さんが朝から焚いていてくれてあったかいんだけどやっぱりストーブさんの前に寝転ぶと寒い冷気の流れを感じ非常に悔しいしなんとかしたいです!
    まずは北側の部屋のドアの下の隙間にタオルを挟んでみました。
    また換気扇も入れてストーブさんに引っ張られないようにしてみてますがなかなか上手くいきません。
    エコポイントで貰った薪20キロを4時間で使い切っても炊けども炊けども寒いんです!
    炉壁が煉瓦なので壁に開閉式の空気の取り入れ口を作るにも煉瓦が邪魔ですかね?
    でもストーブ楽しいしご飯もストーブさんで作るとなんでも美味しいしそれ以外は余りあるほど薪ストーブ最高です!
    いろいろやってみます!

  17. かわはら より:

    ましましさま:
    隙間風対策は、根本的に外気導入をしない限り無駄ですよ。
    一箇所気密を良くしても、また他の弱いところから呼び込むだけですので、効果ないです。
    どこに外気導入ダクトを設定するかは現場を見ないと何とも言えませんが、薪ストーブのなるべく近くで、直接薪ストーブの空気取り入れ口に向かって最短で抵抗なく空気が流れる位置がベストです。炉壁がある場合は、炉台をぶちぬいて床下からが効果的です。

  18. ましまし より:

    またまたありがとうございます!
    確かに塞いでも冷気の流れを感じます。
    そりゃ燃えるには酸素が入りますもんね。
    床も煉瓦で感覚的に壁より穴開けたり処理が大変そうな気がしちゃいますが監督やストーブ屋さんに相談してみます。
    愛知に来る事があれば是非診て寄ってもらえたらな?なんて思います!!