いよいよ溶鉱炉の建物内部に入っていく。外の素材置き場からいきなり中に入ったので目が慣れずにちょっと薄暗い感じがした。鉄を溶かしているところをすぐに見られると思ってワクワクしていたら、入り口付近のパレットに粉末のパッケージが山積みされていた。このパレットの裏には溶かした鉄が赤く見えている。
「溶鉱炉見学なのにいきなり薪ストーブ炉内のバーミキュライト生産用の原材料?」と思って、質問した。そしたら「鋳物の原材料を溶かす容器まで溶けないようにするための断熱材」ということだった。それで納得した。
この断熱材で容器を熱から守っている
溶鉱炉で溶かした鉄を容器に移し替えているところ
運転席が完全防備の重厚で巨大なフォークリフトで搬送用の容器を持って、溶鉱炉から出てきた液体の鉄を受け止めているところ。火花が飛び散って、すごい迫力でさすがにおっかなくて近寄れなかった。