清掃後の煙突のトップ接合部分
今回、京都での煙突掃除の依頼を受けた物件は、工務店が取り付けして、ホンマの中空二重煙突が採用されている。このように内径150ミリ、外径200ミリのステンレスパイプの間に断熱材が充填されてないで空気層のみのタイプだ。シングル煙突と、二重断熱煙突の中間の性質を持つタイプだ。
断熱性能はあまり良くないので、煤の付着量は、乾燥した広葉樹の薪を高温でガンガン焚いても、それなりに多い。
二重中空煙突、シングル煙突などでの煤の付着量を見ると、やはり煙突の性能の違いは大きいと改めて感じる。煤が付着するということは、排気温度が冷えてしまっているわけで、それだけドラフト(煙突内の上昇気流)が弱まっている証拠だ。ドラフトが弱いということは、空気を絞ることも難しくなるので燃費も悪くなる。
今使っている煙突での燃え方しか知らないと、それがそのユーザーの標準になっていくのだろうけど、色んなタイプの煙突を比べると、違いは明らかだ。可能な限り二重断熱煙突を選択したいところだ。
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