国産ならではのきめ細やかな配慮のAGNIの五徳

国産の鋳物の薪ストーブAGNIの「扉の開閉ハンドル」の取っ手をパッと見て、ドラえもんの尻尾のようなデザインが気にくわない人も多いだろうけど、触れてみると素材が木でできていて非常に質感が良い。精度も非常に高く、開閉の感触もしっかりとカチっとした剛性感があり安心して操作できる。海外製の製品でよくあるような、閉まったか閉まってないのかイマイチ不安な回転式のレバーとは雲泥の差だ。
「クリーンバーンと触媒のハイブリッドモデル」という画期的な構造であるだけでなく、優れたデザイン性の中に”Made in Japan”ならではのきめ細やかな配慮が盛り込まれている。
特に秀逸だと感じるのが、炉内のデザインだ。森の切り株のイメージの絵柄を鋳物の凹凸で表現しているけど、その中にさえも機能が盛り込まれている。
切り株のデザインの一部が突起になっていて、オプションの五徳を受けるスタンドを兼用しているのだ。しかも、その時の炉内の熾火の量や強さ、料理が必要とする熱量によって、五徳の高さが二段階に調整できるようになっている。こういうきめ細やかな配慮ができるのも、国産ならではだと思う。
五徳そのものも、美しい曲線を持つ鋳物のデザインで、本体と合わせて、ぜひともゲットしたい逸品だ。
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薪止めを利用して五徳を設置するハイポジション
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薪止めを取り外して五徳を設置するローポジション
安定して設置できる広大な五徳のため、食材を灰の上に落としたりするような心配もなく、快適に調理に活用できる。
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コメント

  1. おぼう より:

    あけましておめでとうございます。
    昨年も色々とありがとうございました。とても助かりました♪
    本年も興味深い記事を期待しております^-^
    五徳って、あつあつのまま外すときに
    一苦労ですよね。
    火ばさみをうまく引っ掛けて取り外すと思うんですが、
    AGNIのは高さ調整も、あつあつのまま可能なんでしょうねきっと(・∀・)
    (勝手な想像です)

  2. かわはら より:

    おぼうさま:
    あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
    AGNIの五徳の高さ調整の際の、薪止めもワンタッチで着脱可能です。火はさみ(トング)ではさんでつかめば、楽勝です。