念願のフォークリフトが届いたが、稼働は数か月後

これまで重量物である薪ストーブを、人力で、昇降式の台車を使って、配達のトラックの荷台から荷下ろししたり、薪ストーブ設置工事の時には自分の車に積み込みしていたけど、さすがに体力の限界を感じてきたので、そろそろ機械の力に頼りたくなってきた。
少し前に無理な体制で荷物を持ち上げる際に頑張りすぎて、ぎっくり腰をやってしまったので、慎重になっている。この仕事を長続きさせるためには、無理は禁物だ。
また、仕事の効率化の意味でも「荷受けする時に薪ストーブを分解して軽量化」「薪の配達の時に手積み」などしないで済むようになると、大幅に省力化、時間短縮できるようになる。昨年はかなりタイトスケジュールできつかったので、今年はバックヤードもバージョンアップして乗り切りたいと思った。
そこでフォークリフトを導入することにした。
フォークリフトにも、ガソリン、ディーゼル、電動と動力源に様々な選択肢があり、一長一短なのだ。使用目的や頻度などを総合的に考えた。ガソリンやディーゼルの場合には燃料を入れればすぐに稼働させることができるけど、長期間使わないとエンジンがかからなくなったり、故障のリスクが高い。倉庫業などでガンガン連日使い倒すのならば、エンジン式もありだけど、薪ストーブ屋である、私の場合には、入荷した薪ストーブの積み下ろし、薪の積み下ろしなどくらいの用途で、そう連日使うわけでもない。そういう使用目的なので、故障の可能性が少なくて、メンテナンスが簡単な電動のものにした。小さくても、荷揚げ能力約1トン、自重約2トンだ。薪ストーブそのものは300キロ程度だし、薪のメッシュパレット1立米でも約500キロ程度なので、安心して使える。
しかし、バッテリー式のフォークリフトの充電のためには、三相200Vの動力用の電気工事が必要になる。既に、電気工事屋さんに依頼済みだけど「申し込んでから実際に工事に入るまで数か月待ち」と言われた。数本先の離れた電柱のトランスのところから新たに電力線を引っ張ってくるか、最寄りの電柱にトランスを増設しなければならないらしい。すぐには東電は動いてくれないということで、本格稼働はその電気工事が終わってからになる。(現状のバッテリーがほとんどない状態で動かして、充電切れで屋外で立ち往生したら困る)
フォークリフトが届いたら、すぐにバリバリ使えるかと思って期待していたので、少し残念だけど、これまでなしでやってきたので、これまで通りのやり方を、懐かしみつつ、あと少しの間の辛抱だ。
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積載車の荷台から降ろす
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荷台がスロープ状になる
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地面に降りた
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ガレージに向かって進行中
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ガレージの屋根の下にギリギリで納まった
とりあえずはフォークリフトの銘板に記載されている定格容量を元に申請を行っておいた。春には稼働できると良いと思っているが、待ち遠しい。
荷物のハンドリングだけでなく、薪作りも機械化のメリットは大きい?


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コメント

  1. shige02 より:

    インバータで単相200Vを三相に変換することができるものが数万円なのですが、基本料金や工事費を考えると、容量がそれで足りるのなら、そういう方法もあるんじゃないでしょうか?

  2. かわはら より:

    single02さま:
    調べてみたら容量を満たすものはインバーター単体では3万円くらいで、ありますねぇ。
    その場合でもブレーカーのところからガレージまでの電気工事は結局必要になってきますし、万一インバーターが使えなかったら(単純に素人考えで定格を満たしても、接続時のピーク電流オーバーで安全装置が動いて使えないなど)もありますしね。
    それからインバーターみたいな電子機器はコンデンサーの容量抜けとかでダメになりそうで、あまり信用できないように感じています。
    素直に電力会社からの三相200Vの引き込み工事を待とうと思います。(もう依頼してしまいましたので)