新築住宅への薪ストーブ本体設置&煙突工事
化粧板や「かわはら式耐震煙突固定法」の金具も、背景に溶け込むように塗装して目立たなく仕上げた
■かわはら式耐震煙突固定法についての補足■
この「かわはら式耐震煙突固定法」では、炉壁付近に設定した固定金具の下にスライド煙突を使わずに固定金具と太い二重断熱煙突で薪ストーブ本体の口元をがっちりと支えることがポイントになっている。そして固定金具の上でスライド煙突を使っている。
メンテナンス時に煙突を取り外さなくても大丈夫な機種では特にお勧めの設置方法だ。このことで地震での突き上げでスライド煙突が薪ストーブごと持ち上がって外れて、着地した薪ストーブが転倒することを防ぐ意図での設計だ。(※)
※「根拠を示せ」「数値で表せ」「耐震試験したのか?」等と言われることもあるけど、弱小の薪ストーブ店に何百万円の耐震試験代は出せないのでそれは無理だ。「この施工なら絶対安心」というわけではなく「これまでの自分の経験から全く対策をしないよりは、現時点でやれることをしておきたい」ということで行っている。建物が倒壊するほどの地震では意味がないのは言うまでもない。
地震の規模や揺れ方、地盤や建築物によって効果が違うことはご理解いただきたい。
詳細については、こちらをご覧下さい。
かわはら薪ストーブ本舗で「メンテナンス性」と並び重視していることが、「耐震性」です。 薪ストーブ使用時に地震が…
白いホーローの扉でインテリア性もばっちり
十分に広い炉台に注目(敢えて炉壁より300ミリ角のタイルを1列、手前に出している)
雑誌に載ってもおかしくないくらいスタイリッシュにオシャレに決まった。
新築の設計時からコンサルさせてもらっていたので、理想的な設置ができた
チムニー&角トップの納まりの煙突を屋根の高い方から出して、室内側の煙突も口元までストレートの二重断熱煙突
11月の入居後に取り扱い説明する予定だ。火入れも楽しみ♪
コメント
あくまでも選択肢の一つを提供しているわけで
従来から工法、かわはら式、さらに他の工法など、品質を選ぶのは顧客側。
信用できなければ選ばなければ良いだけ。
そもそもデーターを出せと言う顧客が、出されたデーターを見て理解出来るの?って話です。
データーを出せと言っている人に、自宅の耐震データーを見ましたか?
理解出来ましたか? と聞いてみたいです。
理解出来なくても数値を見れば根拠の無い安心が得られるのかな?
「安全」の定義は危険ゼロではなくて
国際標準の定義「許容できないリスクがないこと」ですから。
新しい選択肢が増えるのは良いことだと思います。
yasさま:
耐震施工方法への、ご意見とご感想をありがとうございます。
これからもお客様に選択いただけるように、勉強し続けて改善を繰り返していきたいと考えています。