先日のコメントで「一番優秀な薪ストーブは?」っていう質問があった。
結論から言うと、どんな機種でも一長一短で個性があるから「そんなのはない!」っていうことになる。使用目的、ニーズ、設置環境、好みで自分が良いと思う納得のいくもの選ぼう。
自動車の購入時だって同じことだ。「一番優秀な車は?」なんて言ったって、スポーツカー、ミニバン、セダン、ハッチバック、キャンピングカー、トラックなど様々なものがあるのだから、何を指標に、何を主目的に選ぶかによって答えが違ってくる。
薪ストーブの機種の選択も、それと同じことだ。特定のメーカーや機種が「一番優秀」なんてことは、とても言えない。
かわはら薪ストーブ本舗で、施工、設置工事する前提での質問であれば、機種選びも含めて具体的に徹底的に、アドバイス、コンサルするけど、実はそれよりも、メンテナンス性、煙突の配管経路、家の中にどう配置するか、乾燥薪の使用の方が、薪ストーブの機種選びよりも重要だと個人的には考えている。
コメント
薪ストーブは住宅の高寿命化に伴い、炉台炉壁煙突とセットで50年以上は使用する暖房家具であることが重要です。暖房器具と同時に大きい魅力は愉しめてリラックスで来る家具でまあるのが最大の魅力です。しかも調理家具として女性的な各種鍋料理や男性的なグリルバーベキュー料理と多彩です。炎の出す綺麗なオーロラはどうかなど欧米では癒し家具の視点が重要視されて来ています。しかし川原さんもおっしゃっている通り乾燥薪問題、掃除メンテナンス性能、速暖性、熾火時間、壊れやすさ、調理性能、販売価格、輸入業者が倒産しないかなど、20年以上長く愛用する住宅暖房家具であるので以下の視点別にメーカー薪ストーブ(日本側輸入業者の売上や企業力、販売店は地元の評判など合わせて聞き込むこも
も大切)メーカーと販売店をチェックしていきます。まず10個
の
視点別を公開してみました。かわはらさんの御指摘も宜しくお願いします。 ①高熱による各部故障と修理費 触媒系とCB系とフレックス系 ②使用耐久性または保証部品 老舗メーカーはかなり部品供給あり※石のハースストーンも20年以上のユーザーなどもで出る ③デザインの好み(人生のライフスタイルや住宅とマッチするかはとても大事) ※リビングや家具とのデザイン相性は丸必 ④炎を楽しめる、大きな優秀ガラスの有無 ネスターマーチン、SCAN、ヨツール、RAIS、スキャンサーム、高価な熱反射ガラス、ペアガラスなど上位メーカーの特別高級大型3面ガラスの機種には惜しみなく使用(薪ストーブスタイル:交通タイムズ社の2018年版より参照) ⑤レバーなど操作性(家具としての側面もあり、レバー質感は長年お付き合いするので実際にショールームで!) それぞれの点で推薦機種をここに来て投稿してもらえると、情報と増え嬉しいのでどんどん横レスお待ちします。なんちゃって! 例:①米国製の触媒薪ストーブは故障修理件数では不合格 北欧は合格メーカーが多いなか、日本製岡本も触媒とクリーンバーンを併用するアグニAGNIは高性能合格 ②世界のベストセラーはこれまでは安心できたが、どんどん小型化した新しい製品を出し多製品化しており、見極める力も必要。交換部品の保存期間義務は10
年が平均的。特に100年以上続く歴史の長いメーカーがどこか調べて下さい。国内メーカーは得てして製造責任を有し保証期間
も明示しているので安心な会社が多いですね。 ただ本国と輸入業者が何年間部品を保存するかは企業の財務体力と本気の姿勢があるかどうかで、予測するのは難しい。(たまたま輸入業者になってみたが将来の事業継承など事業継続に50年後も本気どうか不明な会社が一杯ある) ③好みだが回転するデザイン、コーナー専用デザイン、※好みですがガラスは小さいとダサい。
⑥連続航続時間と燃費(速断性能と両立しない)※ハースストーンや岡本が長い ⑦ドラフト性能(焚き付け性能) ※ネスターマーチンは点火し辛い。炎はスゴイが。 ⑧ガラスのクリーン性能(エアースクリーン機能の有無) 高い機種は?個人的な最高はオルスバーグのサイクロン式再燃焼方式があるパレナパワーブロックとヘラルドシリーズも高気密性がありガラス汚れにくい(レトロデザインは相性あり)⑨操作性能 ヨツールは安くても全て優秀、ドブレビンデージも、高級モダン北欧機(油圧ドアを持つコンツーラ、スキャン、オルスバーグ RAISの一部高級品)は高いだけはある ⑩オーロラ性能 赤黄系(スキャン、ワム、岡本、ヘルゴン、夢ハウスのオーロラ)青系 (ネスターマーチンの幽霊ゴースト大きさ一番、ヨツールは青系の美しいオーロラがバンバン、) まああくまで個人的でしたが是非皆さんのお薦め機種を! ただ日本は薪ストーブが炉台炉壁煙突本体と高級品が増えたヨーロッパと比較しても高すぎますから、耐久性や、満足感を満喫するストーブライフを自分で調べ(Webとか薪ストーブ雑誌とかが詳しい)たりしたり、焚いてる人に見せて貰い、自分の、目で見て、聞いて、選んで下さい!
最近発売されたスキャンサームのエレメンツフロント603という機種ですが、立ち上がりが10分というものすごい速さで、蓄熱式でもある為暖かさが持続する。鋳物ではなく鋼板製により気密性能が高くパッキンも今までの物とは違い質が良い。燃焼炎もかなり綺麗で、薪の消費量は三分の一以下で、炉室も大きいのに効率が良いって凄い内容ですが、実際どう思われますか?
英さま:
現物を見たことないので評価できませんが、正直に感想を言えば「言葉だけなら何とでも言える」ということです。
「立ち上がり」の定義、「持続」の定義、「消費量」の定義を明らかにしないと意味がないし、比較できないと思います。