煙突掃除は毎年、シーズン終了後に毎年一回行うのが基本だ。
シーズン直前に煙突掃除をやったり、数年に一度というのはお勧めできない。
煙突掃除しない状況で、寒くて耐え切れずに使った時に、このように大量に煙突内に付着した煤に引火するリスクが高まる。
煤は可燃性のために、薪ストーブからの熱が伝わって、煙突内のこの煤に引火すると、煙突内の煤が激しい上昇気流を伴って爆発的な燃焼となり、煙突トップから炎が噴き出す。
この際、煙突の表面温度が1000℃近くなって、真っ赤になる。煙突貫通部分の小屋裏や壁の中の木材が発火して建物が燃えてしまう。
「薪ストーブが原因の火災」というニュースを聞いたり、このような煙道火災を起こした現場に実際に煙突工事のやり直しの依頼を受けたりするが、薪ストーブの使用に慣れてきてメンテナンスを間引きしてナメてかかっているユーザーがこういうことになっている。
くれぐれも、煙突掃除をしないで薪ストーブを使うことのないように、警告しておきたい。
動脈硬化のように詰まった煙突内の煤
屋外側のメンテナンス用の蓋を外してビニール袋を被せて煤を落とす
物凄い量の煤
バケツ一杯ほど回収
煙突トップは地上に降ろして掃除
コメント
焼肉店でホルモンを焼いていたら、ダクトに付着していた脂に炎が引火して火事になったというのに似ている気が…(^_^;)。
Mr.トリデさま:
おっしゃる通りです。きちんとメンテナンスしないで使うと危険があります。
そのことを認識して使いたいですね。
建物が密集しスゲーェ現場ですなー
ここで火事になれば、、、、、、。
外引きシングルh余計ススが、、。
うさぎさま:
二重断熱煙突で、この量なので、シングルだったらヤバいです。