ホームセンターで売られている安価な中国製の鋳物の薪ストーブは、そこで一緒に売られている薄いペラペラのシングルに繋いで使われることが多い。そのため1か月に一度程度の煙突掃除をしないと煤で煙突が詰まってしまったりする。排気温度も下がってしまって、良好な燃焼とは言えない状態で使われているケースが多い。
しかし、国産の二重断熱煙突に接続することによって、その性能は激変する。煙突掃除もシーズン終了後に一回だけで済むし、排気温度も高いままなのでスムーズな上昇気流で燃え方も良い。
このことから、薪ストーブ本体の性能よりも、煙突(や薪)の性能の方が重要だということが実感できる。薪ストーブ工事全体の予算が取れない場合には、薪ストーブ本体は廉価バージョンにしても、煙突では妥協しない方が良い。(後から性能に満足いかなくなったら本体は簡単に入れ替えられるけど、煙突はそういうわけにはいかない)
同じ予算ならば「高級な薪ストーブと(室内吹き抜け部分)シングル煙突の組み合わせ」「安い薪ストーブと二重断熱煙突の組み合わせ」なら、実際の使用においては後者の方がはるかに快適性、満足度は高いと断言できる。どんな高級ストーブでも、きちんとした煙突との組み合わせでないとマトモに燃えてくれないのだ。
安価な中国製の鋳物薪ストーブと、国産二重断熱煙突の組み合わせ
かわはら式スリット化粧板で暖気を二階に上げている
シングル煙突を使っていた時には、シーズン中に一か月に一度は煙突掃除をしていたそうだけど、二重断熱煙突に入れ替えてからは、シーズン終了後に一度だけで済むようになったということだった。
天板の上のル・クルーゼの鉄鍋で調理中
具だくさんの粕汁
美味しい料理と炎のコラボ
煙突の入れ替え工事の後に、しばらく経ってからの訪問で、快適に使っている状態を見ることができて、うれしかった。
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コメント
最近のかわはらさんのブログ、パソコンの画面からはみ出してしまって見辛くなっています。
IEでもクロームでも同じ状態です。
今一度、設定を確認してみてはどうでしょうか?
ゆで落花生さま:
ご指摘ありがとうございます。既に複数の方からコメントやメールをいただいています。
過去の投稿と、既に予約投稿した分は今さら修正するのが面倒なので、3月18日以降の投稿で対策、対応しています。
高価で高性能の国産断熱二重煙突を導入できるのであれば、ストーブ本体も欧米の三次燃焼ハイテク機器を導入した方が 煙突とのバランスがとれ、より高いパフォーマンスが得られますね、、^ ^
日本が世界に誇るT工業所の高性能、高機能煙突を チャイナ産のストーブに繋いでは 煙突がかわいそうな気もします、、、
辛口太郎さま:
おっしゃることも解ります。もちろん、その通りなのですが、中国製の鋳物のストーブも煙突次第で、かなり良い燃え方になってくれます。
今使っているものはいずれ寿命が来るので、次は何になるか楽しみです。