
屋根に煙突がついて、(昔の囲炉裏で)室内で火を焚いていた生活が蘇った古民家

棟付近の高い位置に出して、棟より600高いトップという教科書通りの理想的な設置ができた
増改築を重ねて、構造が複雑な建物の中に、煙突を真っすぐに立ち上げられる場所を見つけるのは、とても大変だった。当初の下見の時には折れ曲がりが必要だと考えていたが、針の穴を通すように一本煙突を真っすぐに立ち上げる場所を確保できて、ラッキーだった。そのため垂木と垂木のど真ん中ではなく、若干オフセットしているが、この程度であれば全く問題ない。

柱、梁、桁などの主要構造物は囲炉裏で燻された渋い茶色で歴史をとどめている
排気が直接当たらないように、野地板裏面に鈑金でも打ちつければ、この状態で焚いても、小屋裏からの排気窓から通気されて抜けるので、多少ならいけるし、自宅ならば試してみたいけど、さすがにお客様の家では実験できない。
※あらかじめツッコミが入る前に補足しておくと、以下のように離隔は十分に確保している。
「煙突のすぐ右側の梁が煙突に近すぎる」→「鉄骨」
「煙突のすぐ右側の柱が煙突に近すぎる」→「手前から見ているからそう見えるだけで十分に離れている」
「煙突の手前の断熱材が煙突に近すぎる」→「同上」
今回の工事日程では、雨降りの日があったので、その日に室内側の煙突配管と、屋根開口の準備を行った。室内側から上部に向かって攻めてきて、開口部分の煙突芯の位置を出して、天井裏から野地板を開口した。開口部周辺の補強およびルーフサポートの木下地の取り付けも、屋根材の切断前に済ませておいて、屋根材切断後の野地板への煙突取り付け時の作業時間の短縮をはかった。

ルーフサポートのビスの位置は都合良く垂木にはこないので、あらかじめ下地を入れておく
野地板だけでルーフサポートを固定するのは強度的に不安があるので、垂木と垂木の間に横に木下地を入れて補強しておいた。このように複数の太い長いビスで強固に打ちつけておけば、台風や地震の際にも不安がない。

天井も複雑な形状になっていて、普通に化粧板が打てないので下地の作成から入るので時間がかかった
薪ストーブ周りは、炉壁を施主さんが製作予定なので、また後日、完成後に訪問の機会があれば紹介しよう。
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コメント
川原さん この度は本当にいろいろありがとうございました。
ハンターストーブの立ち上がりの速さ&扱いやすさに毎日感動してます!!
おざわさま:
こちらこそ、声をかけていただいてありがとうございました。与えられた状況の中でベストを尽くしました。
既に薪ストーブを使っているユーザーにも感動を与えられる機種で、古民家にもぴったりということで提案させていただきました。