炉内のボルトに焼き付き(かじり)防止剤を塗り込む

アンコールを長年使っていると、経年劣化で、二次燃焼室やダンパーユニットを交換する必要が出てくる。その時に何の対策もしていないと、炉内のボルトが熱で回らなくなってしまうことが多い。(天板を取り外すためには炉内のボルトを回すことが必須)
そのため、かわはら薪ストーブ本舗では納品時に主要な炉内のボルトにアンチシーズ(焼き付き防止剤)を塗り込んでいる。下の写真の天板のボルトだけでなく、側面のエアーマニホールドのボルトや、キャスタブルを止めるボルトなど消耗品を交換する際に取り外すボルトは一通り処理した。
「売りっぱなしでメンテナンスはしない」という考えの施工店は、ここまでやらないと思うけど、かわはら薪ストーブ本舗では、将来的に自分(や後継者)がメンテナンスすることになるだろうから、その時に苦労しないようにしている。
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天板を止めるボルト(全ネジ)についているナットと平ワッシャーを外す
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アンチシーズ(焼き付き防止剤)を塗り込む
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ナットと平ワッシャーを元に戻す
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天板上から止める六角ボルトにも塗っておく
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使用したのはワコーズのスレッドコンパウンド(アンチシーズ)

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コメント

  1. sato より:

    薪ストーブではないですが、僕がメンテナンスをしているクレーンのボルトにも同じような施工をしています。千葉県の沿岸は塩害がひどいですからやるとやらないでは雲泥の差があるのです。

  2. かわはら より:

    satoさま:
    貴重な情報ありがとうございます。
    700SL調子はどうですか?そのうち飲みたいですねぇ。