先日紹介した、古民家のシングル煙突で6メートルの横引き案件だが、改修工事を正式に受注した。
まずは既存煙突の撤去だが、フレーク状の引火性の煤が大量に堆積していて、新品煙突よりも、かなり重量級だった。
屋根の上に立ち上がっている3メートルを取り外すのに非常に難儀した。煤で重くなっているし、内部で煤が固着していてコネクターも外れにくくて硬かった。
足場の悪い二連梯子に登っての撤去作業はリスクが高いので、かなり慎重に行って、何とか無事にできた。
撤去した煙突を処分して良いならば、上から地面に投げ下ろすのだけど、室内側の横引きに再利用するので、そういうわけには、いかないのだ。
トップも軽量化のため叩き落してもこの状態
横引きの二重断熱煙突部分もご覧の通り
これに引火したら、煙道火災だ
引き続きの室内側のシングル煙突の撤去も、大量の煤が付着していて、取り外す時に落ちてきて大変だった。
既存煙突が本来ならば(普通ならば)固定している場所を固定していなかったりで、抜く時にぽろっと根本から外れて、煤が落ちてきて、ドリフのコントのような笑える状態になった。
まあ、これは、ある程度は想定していて、事前に部屋にブルーシートを敷き詰めていたので問題なかった。
屋外と室内の既存煙突を全部撤去してから、改修工事に入る。
ちなみに作業中は煤だらけなので、写真を撮っている余裕はなかった。
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