フィスカスのX25, X27を使用されていたお客様から「手持ちの斧では全く刃が立たないが、どうしたらいいのか?」という問い合わせをいただいた。
とりあえず現物を見ないと、本当に割れないものなのか、頑張れば割れるものなのか、判断がつかないので、煙突掃除で訪問した際に、チェックさせてもらった。
このクラスの斧で刃が立たない場合はフィスカスだったらIso Coreという重量級の破壊力が大きい物がお勧めなのだけど、その時点では実物がなかった(かわはら薪ストーブ本舗 成田店に置いてあるが、関西ツアーから帰り道だった)ので、オリジナルの京都で制作してもらった、世界に一つしかない半年かけて制作された樫の削り出し(手作り)の柄の一点物の重量級の斧を持って行った。
ちなみに、この写真は、かわはら薪ストーブ本舗 成田店に備え付けの薪作りの道具だけど、このように数本の斧を試すことができる体制を整えている。
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お客様が動画を撮影してくれた。自分が薪割りしている姿というのは、滅多に見ることがないので、貴重なものとなった。
「その1」のように、何度か同じ場所にピンポイントに刃を当てると、何度目かに割れてくれることがある。慣れてくると、最初に一撃の手応えで、割れるか、割れないのか、何となく推測がつくようになる。そのまま続けるか、別の場所を狙うかの見極めが大切だ。それができないと無駄に体力を消耗する。
同じ場所を狙っても、全くダメそうな場合には角度や位置を変える。それが、「その2」のパターンだ。
このように、かわはら薪ストーブ本舗では、薪ストーブの設置工事やメンテナンスだけでなく、薪作りのレクチャーも行っている。ユーザーが自信を持って、楽しく効率的に、上手に薪作りできるようなフォローやレクチャーもしているので、遠慮なく申し付けて欲しい。
今回の記事で紹介した斧の使いこなしはもちろんのこと、チェーンソーや薪割機の取り扱いまで、薪作りに関しても、トータルでサポートしている。
自分で薪作りをする薪ストーブユーザーに対しても、薪を購入している薪ストーブユーザーに対しても、どちらにでも対応できる体制を作っている。
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コメント
「木は元から…」でしたっけ?
薪割り台にセットする時の上下で割れ方が全然違いますよね。
あれっ?どっちだっけ?
と、よく悩みます。
もんもさま:
必ずしも、そのセオリー通りが正解とは限らないのが現実です。
両方試して、上下のどちら向きでも、割りやすい方が正解だと思います。
木元竹末(きもと、たけすえ)はセオリーとしてはあり特に35~50センチ級の薪は逆さまだと骨がおれますのでこのセオリーは当たってると思っています。ただ川原さんの指摘したセオリー外に多いのが二股Y字節の薪。これらはY字に限らず節は皆下側にあります。だから節のある木の元から斧を入れると(堅い節は元側にあり)、そりゃヒドイ目に会うよね!
うさぎさま:
フォローありがとうございます。