中古住宅を取得して、薪ストーブを設置したいという案件

2週間ほど前の話になるが、関西ツアーからの帰り道の途中にタイミングを合わせて「これから中古の一戸建て住宅を購入するにあたって、薪ストーブを使用することができるかどうか確認して欲しい」という依頼を受けて神奈川県小田原市の現場の確認に行ってきた。

これから薪ストーブをつける家

二階建てのこの家に設置予定

まずは周辺の環境をチェックして、煙や煤によって近所迷惑になりやすいかどうかを見極める。この点に関しては問題なさそうだった。

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次に、建物の内部に入れてもらって間取りと、屋根裏の構造を確認した。薪ストーブの設置希望場所に、特に障害となる構造物はなく、この点に関しても問題なかった。

二階リビング

二階がリビング

二階がリビングで、一階が寝室という間取りなので、普通ならば二階リビングに薪ストーブを設置して、高いチムニーを作成するパターンとなる。

今回も基本的には、その方向性なのだけど、単純に「普通」をやっても面白くない。今回は二階リビングに大きめの薪ストーブ、一階寝室に小さ目の薪ストーブの二台設置の方向で、煙突を共用させるプランを提案した。リビングで薪ストーブを楽しむのはもちろんのこと、寝室で炎を眺めながら眠りに就くという薪ストーブ好きにとっては夢のような環境を構築する。

日本酒とオツマミ

現場確認の後にお酒を飲みながらプランを練った

現場確認の後は、お客様の仮住まいで、日本酒を飲みながら作戦会議となった。

オリジナル角トップ

かわはら監修のもとに製作された角トップも既に納品済み

既に私が監修して製作したオリジナルの角トップも納品済みで、準備万端。

角トップの内部

アイボルトで命綱固定用の鎖やフックを取り付けられる仕様

ユーザーが自分自身で煙突掃除する際にも安心、安全にできるような配慮をして設計している。

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コメント

  1. 西湘の民 より:

    いつも振り回し恐縮ですが、最後はストーブの前でうまい酒を!
    Noかわはら No薪ストーブライフ!

  2. かわはら より:

    西湘の民さま:

    とんでもございません。一緒に楽しめたら幸いです。

    そう言ってもらえるのも光栄です。