建物の引き渡し後に、施主さんが入居してから火入れ説明するケースが多いのだけど、今回は完成見学会の時に火入れしたいということだったので、工務店立ち合いの元に、先日設置工事をしたHeta45Hの火入れしての取り扱い説明を昨晩、予定通りに行ってきた。
取り扱い説明は1-2時間程度かけて、じっくりとやって施主さんが自信を持って使えるように心がけている。もし予定した以上に時間がかかっても他の仕事に影響しないように、煙突掃除やメンテナンス、薪の配達などの他の仕事を全部終えてから、一日の最後に組み込むように段取りを組んだ。
火入れ前に各部の機能を説明して、薪の組み方、着火の方法、追加薪のくべ方、温度管理と空気調整、など実際に行いながら、説明していき、最終的には空気調整で二次燃焼させるところまで持っていく。ある程度は温度を上げて、表面の塗料を焼き切って煙や臭いが気にならないレベルまで行うのがナラシだと考えている。
施主さんはキャンプで焚き火をするのが好きということで、薪ストーブだと点火しやすいこと、薪の消費が少ないことを実感されていた。
この現場で、施主さんへの引き渡し前の2日間限定で完成見学会が行われる。まだハウスメーカーの住まいの発見館の公式サイトでは情報が掲載されていないけれども、これからチラシを入れるということで、一般公開する旨の案内をもらったので、紹介しよう。
ショールームではなく、実際に薪ストーブが暮らしで使われる家の雰囲気を見てみたいという人は、足を運んでみてはどうだろうか?