薪ストーブのある民泊は冬でも集客できる

民泊施設のオーナーから、薪ストーブが壊れてしまったので、見に来て欲しいという依頼が入った。

建物の広さや断熱性能の対して、能力不足の小型の薪ストーブだったので、ガンガン焚きすぎて内部のパーツが変形してしまっていた。話を聞くと何年か前にも、修理して何十万円もかかったということだった。

今回修理したり、中古の同じ機種との入れ替えでは、また同じことになるし、そもそも民泊施設で初めて薪ストーブを使うお客様が、ダンパー操作が必要で適切な扱いが難しい触媒機を使いこなせるとは思えないので、修理するよりも、買い替えた方が合理的ではないかという提案をしてきた。

長年ハードに使われてきた薪ストーブ

代替えの機種は予算次第だけど、ダンパー操作の必要のない単純かつシンプルな機種を選ぶようにお勧めしてきた。

しかし、この現場は機種入れ替えの際に、3つ問題があった。

1.炉台が狭すぎて、他の機種に入れ替えると、そもそも炉台に薪ストーブが乗らないこと
2.煙突芯の位置が後ろ過ぎて、エルボで煙突芯の位置が前に来るようにオフセットさせる必要があること
3.使われている煙突の直径が通常の薪ストーブで使われる6インチ(約150ミリ)ではなく5インチ(約130ミリ)で入手困難

簡単にサクっと入れ替えることができず、それなりの準備や追加費用、時間が必要だ。

「薪ストーブがあると冬でも集客できる」ということで、この民泊施設の売りでもあるので、今の時期に工事で薪ストーブが使えないのは致命的だ。とりあえず今シーズンは応急処置して何とかだましだまし使って、薪ストーブを使わない季節に具体的な動きをするのが無難だと思う。

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