エンライトの典型的な壊れ方

こちらも北軽井沢へ来る前の、千葉の案件だ。依頼を受けていた、メンテナンスや煙突掃除の案件は、まとめて溜めておいて、順次処理していった。

家を建てた工務店が施工した薪ストーブで、そこが対応してくれないために、私の方がメンテナンスに呼ばれたパターンだ。

まずはサクっと煙突掃除

ダッチウェストの薪ストーブは高温に直接さらされる炉の上部に可動部分の煙突ダンパーの開口部分があるので、その部分が弱点になっている。長い間使っていると熱で歪んできて曲がってくる。

外観は問題ないように見えるけど・・・

炉内を観察すると・・・

ぱっくりと炉の上部が歪んで変形して開口してしまっている

こうなってしまうと、ダンパーを閉じても排煙が直接煙突に抜けてしまうようになり、燃費が極端に悪くなる。

もちろん全てのエンライトがこのように壊れるわけではない。過燃焼を起こすと壊しやすい傾向があるのは否めないとしても、焚き方に問題があったのが原因だ。

修理して使うにしても、部品の大半を交換することになり、トータルでの修理代で新品に手が届いてしまうくらいになる。そして、修理したところで、その弱点が存在するわけで、定期的にそれを繰り返すことになる。

それならば、思い切って、シンプルな構造の壊れにくい最新モデルを選択した方が賢い気がする。燃費も良くなっているし、故障しにくいし、メンテナンス性も良くなる。

とりあえず今シーズンはだましだまし使ってもらって、来シーズンに入る前に入れ替えを検討してもらうことになった。

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