薪の乾燥の有無による燃え方の違い

薪の投入ごとに記録を取られていた

今回、薪の配達に行ったお客さまは技術系のお仕事をしているとのことだった。その特性を生かしたかのように、これまで同業他社で買われていた薪で焚いていた時の記録を取られていた。

ちらっと見せてもらったけど、物凄く太い薪なので、一度に炉内に本数を投入できないこと、いくら焚いても天板の温度がなかなか上がらないことが記録から読み取れた。未乾燥の極太の薪を使うと、こうなるというのが数字からも見えてくる。

極太の薪を1本か2本入れるより、それをさらにもう1回から2回、割った適正サイズを2-4本組み合わせた方が、同じ薪の重量でも、きちんと燃焼する。

また燃焼状態についても、なかなか炎が回らず、燃え出すとガラスが煤けて、空気全開でも、うっかりすると途中で消えてしまうという状況だったそうだ。

持参した薪と比較してもらった

今回、私が配達した、乾燥した適正なサイズの薪を焚いてもらって、燃え方の違いを実感してもらった。粗悪な薪の2倍以上の立ち上がりの早さ、ガラスも全く煤けない、しっかりと天板の温度も上がる、炎が明るくて綺麗、空気調整しても消えずにしっかりと二次燃焼することで、本来の薪を焚くと、どうなるのかを実感してもらえた。

このことから、いくら薪ストーブや煙突が良くても、薪がNGだと、どうしようもないということが解ると思う。(ネスターマーティンと真っすぐ屋根抜きのオール二重断熱煙突での施工だった)

古き良き時代のオーディオと、綺麗に燃える炎を楽しむ空間

気持ち良く燃える炎と、気持ち良い音のオーディオを楽しめる素敵な空間となった。

薪の燃え方がイマイチでも疑問を持たずに「こんなものだろう」と焚き続けている人も多いだろうけど、乾燥した適正なサイズの薪を燃やすと、これまで持っていた薪ストーブに対する概念が全く変わると思う。本来の薪の持つエネルギーやパワーをぜひとも知って欲しい。焚いていて、ストレスなく、気持ち良く、幸せになれる。

当店では極上薪を1立米(約500kg)を送料税込み4万円で配達している。薪を焚いて幸せになりたい人は試してほしい。

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コメント

  1. うさぎ より:

    天板がたったの150℃でも室温が25度まで上がるなら乾燥薪で焚いて天板が250℃以上にまできちんと燃やしたら室温はもっと早く楽に暖かくなりますな。

    出来るのならばもう少し古い薪と新しい薪とのビフォーアフターをデータ記録でアッして下さい。
    ビフォーアフターに期待しますので是非とも公開してみて下さい!

    • かわはら より:

      うさぎさま;

      お客様の性格からして、継続的に記録されると思いますので、また次回の薪の配達の時に記録シートを見せてもらいます。