関西ツアーから北軽井沢へ戻ってきて、草津町での現場確認に行ってきた。
事前の話だと「ノザキさんから煙突と薪ストーブを買ったので、取り付けだけやってくれ」ということだった。
実は北軽井沢にはノザキさんという薪ストーブ工事に携わっている人がいるので「何でノザキさんから買ったのに、ノザキさんが工事しないのだろう?」と不思議に思っていた。「最近はコロナも明けて景気が良く仕事が忙しいのかな?」という感じで現場を訪問した。
別荘地の北軽井沢は、かわはら薪ストーブ本舗だけでなく、ノザキさん、あさまストーブと、車を10分も走らせたところに3店の薪ストーブ業者がひしめき合う激戦区なのだ。
現場に到着すると玄関先に置いてある物で謎が解消した。
北軽井沢のノザキさんではなく、熊本のノザキ産業から通販で買った中国製の2320型という鋼板製の薪ストーブだった。単純な私の「ノザキ違い」の勘違いだった。
薪ストーブそのものはこのような中国製の激安でも問題ないのだけど、組み合わせる煙突がシングル煙突ではまともに燃えないのは目に見えている。
また、壁出しでサクっと取り付けられると安易に考えていたようだけど、設置の希望位置から煙突を立ち上げると、雪で折れることが確実な状況だった。
オール二重断熱煙突にして、屋根にチムニーを作って、煙突工事をすれば快適に問題なく使えるけど、そこまでの予算はかけたくないようだ。しかし、この部材と配管経路では残念な結果になるのは、工事をするまでもなく見えている。
それでも諦めきれない様子だったので、与えられた条件の中で実現する方法を提案することにした。
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