新潟の工務店の社長が薪ストーブを高性能住宅に導入する場合の考え方について話している動画を見つけた。上手に編集されていて、視聴しやすく、見飽きない作品だ。2年前に作成されていて、7.2万回も再生されているのも理解できる。
専門の薪ストーブ店の私から見たら、いくつかのツッコミどころはあるけれども、概ね正しくて、これから薪ストーブの導入を考えている人にとっては、かなり参考になると思う。甘いことばかり言わず、けっこう現実的な視点で話している。
お客様のところで施工、設置したという経験、設計、工務店からの立場の情報提供なので、実際に、薪ストーブを、自分で自宅で使っているわけではないというのが感じられた。細かいことだけど、私が気になったのは以下の点。まあ、高性能住宅かつ、ライトユーザーならば問題ないだろうけど、長時間ハードに使ったら、ちょっと怖い設計だなという印象を受けた。
1. 炉台が狭すぎる事例が多い
2. ヒートシールドをつければ炉壁なしでもOKみたいな施工が多い
3. 触媒機を使えば、煙が綺麗になるというのは大きな誤解を招く
この動画でも述べられているように、これからの高性能住宅にはソープストーン製の蓄熱性の高いモデルがお勧めだ。
特にアルテックはソープストーン製のモデルでも小型のノーブルという機種をラインナップしているので、使い勝手が良い。
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