神奈川県ツアーから北軽井沢に戻ってきて、グランデノーブルデポに火入れ

毎日更新を基本としてきた、本ブログだけど、今回の神奈川県ツアーの間は、かなりの激務でブログを更新する余裕がなかった。中途半端な状態で、無理をしてブログを更新するよりも、現場での仕事を最優先にして、ツアー中のブログは休止する判断をした。私の記憶では、2007年に開始して約16年間続けてきた歴史の中で、休止したのは、初めてのことだと思う。

神奈川県ツアーの詳細については、また明日以降の記事で、ゆっくりと紹介していくけど、これまでに経験したことのない初めての難易度の高い試みが複数あって、かなり時間と神経を要するものだった。

予定していたミッションを全て無事にクリアして、北軽井沢に戻ってきたのが昨晩の22時頃だった。その時の北軽井沢の外気温は0℃、店内の室温は8-9℃位だった。その状態から、薪ストーブに火を入れてから、夕食の準備となった。

本日の投稿の動画や写真は昨晩の物だけど、焚きつけから巡行状態に至るまで、炉内やガラスが煤けたり、曇ったりしてないところに注目して欲しい。寒いからと焦って薪を一気に大量投入すると、煤けたり、曇ったりする。その時に燃やせる薪の量は決まっているので、それ以上の薪を入れても燻ぶるだけだからだ。炉内の温度に応じて、簡単に炎を立てて燃やすことのできる「細さ」と「量」を適切にくべて、ゆっくりと立ち上げていくことがポイントだ。

完全に薪ストーブが冷えた状態からの焚きつけ

鋼板製や鋳物製の薪ストーブは、温度上昇が早いし、空気を大量に送り込む設計の一世代前の機種は、ある程度大量の薪を入れても何とか燃えてしまうのだけど、最新世代のモデルや、ソープストーン製の薪ストーブは、ゆっくりと焦らずに、丁寧に焚いていく方が、結果的に早く温まる。

ビールに合わせたオツマミ系の夕食

巡行状態になったグランデノーブルデポの前で遅い夕食

夕食の頃に、ようやく薪ストーブの温度も上がって巡行状態に達した。本当は連続して、さらに焚き続けないと室温が上がらないが24時頃には、さすがに眠くなって、薪の追加投入はできなくなった。長時間(具体的には6時間程度)焚き続ければ、もっとソープストーンも蓄熱して、炉内にも熾火がたっぷりできて、翌朝まで温かいのが続くのだけど、2時間程度の燃焼時間では、その状態に達する前の状態なので、翌朝までの蓄熱、熾火を残すのは厳しかった。

このように一桁の室温になった時に、速攻で室温を上げたい場合には、蓄熱性の高いソープストーン製の薪ストーブよりも、立ち上がりの早い鋼板製や鋳物製の薪ストーブの方が明らかに、有利なのだ。実際に、店には、鋼板製、鋳物製の薪ストーブも火を入れられる状態で、選択は自由だ。

この状態でもソープストーン製の薪ストーブに火を入れたくなるというのは、北軽井沢に長期滞在予定で、一度火入れすれば、ソープストーンによる蓄熱性の良さが生きてくるからだ。今回の北軽井沢滞在は20日までの予定なので、それまで連日、グランデノーブルデポに火が入り続けるだろう。

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コメント

  1. ヒロ より:

    こんにちは、川原さん、お帰りなさい。

    お仕事、お疲れさまでした。

    どのような難題に挑戦し、乗り越えてきたのか、明日からのブログが楽しみです。
    いくぶんなりとも、骨休めが出来ていれば、よろしいのですが。

    • かわはら より:

      ヒロさま:

      労いの言葉、ありがとうございます。

      少しゆっくりしたい気分ですけど、帰ってくるなり、山積した仕事に追われています。
      何とか年内を乗り切って、年明けはゆっくり過ごしたいと考えています。