大晦日も元旦も仕事をしていた年末年始の年もあったけれども、今回の年末年始は比較的ゆっくり、のんびりと過ごすことができている。
朝から薪ストーブの前でクラフトビールを飲みながらの大晦日の朝食
朝食を終えてから、ゆっくりとブログ更新のためにパソコンに向かっている。まだ、神奈川県ツアーのシリーズ記事が終わってないけど、一度中断して、久しぶりのリアルタイムの記事だ。
後日紹介するが、北軽井沢で「年内設置希望」という既存住宅への薪ストーブ設置の案件が急遽入っていた。煙突貫通部分の造作は地元工務店に行ってもらう段取りを組んでいたのだけど、その工務店も別件の年内に終わらせなければいけない自社で受けている現場を抱えていて、なかなかこちらの工事をしてくれる具体的なスケジュール調整ができない状況だった。再三、電話やメールで催促して、ようやく施主さんの来荘予定と、工務店の動けるスケジュールを合わせることができた。私の方は、それに合わせこんで、他の関連業者の動きも調整した。工事前に、前倒しでできることは行っておき、工事当日は一日で、確実に仕上げる段取りを組んだ。そのため、今年の年末年始は北軽井沢で過ごしている。無事に工事も完了、そして火入れしての取り扱い説明もして、お客様には非常に喜んでいただけた。
また、来年の軽井沢でのリフォームに伴う薪ストーブ工事の案件も地元工務店から入っているのだけど、ちょうど、現場の進捗状況から、打ち合わせに呼ばれそうなタイミングで、千葉の方で工事の予定が既に3件ほど入っているので、スケジュール的にバッティングしそうな予感がある。煙突貫通部分の部材を先に届けておけば、その部材に合わせて、私が不在でも現物合わせで現場の造作ができると見込んで、先に工務店に部材を持ち込んでおいた。当然のことながら、年末年始のお休みで、会社には社員が誰もいないので、とりあえず社長の自宅へ行って話をつけてから、会社の方へ部材を持って行った。
工務店事務所の従業員通用口に養生し手置かせてもらった
このように、先のスケジュールまで見越して、その時になって手遅れになったり、ばたつかないように、あらかじめ先を読んだ行動している。とりあえず来年の2月位まではスケジュールがパンパンの状態で、現時点での打診を受けて動けるのは3月以降となる。
今年を軽く振り返ってみると、シングル煙突の二重断熱煙突の比較実験を行って、これまで感覚で捉えていた違いを具体的な数値で示すことができたのが、大きな収穫の一つだ。
また、10年間ブログを読んでくれていた人や、私が薪ストーブ屋になる前の薪集めツアーで知り合った人から、設置工事の相談を受けたり、既存のお客様から2台目、3台目の工事の依頼をいただいたりと、全くの新規ではない過去の、行動の積み重ねからくる案件が出てきたことも印象深い。
そして、これまで同様に遠方からの依頼も入って、今年はこれまで行ったことのない大分県で工事ができた。
千葉、軽井沢、そして全国エリアと、それぞれの構成比率も1/3づつ程度とバランスよく案件が入ってきている。
おかげさまで、多くの人の支えを受けながら、無事に楽しく仕事をこなすことができている。関係各位には、感謝しかない。ありがとうございます。
その仕事を元に、ブログの記事を更新してきたが、「最近の記事は切れ味が鋭くない」と感じられている方もいるかもしれない。どうしても仕事優先で、ブログをじっくりと書く時間を確保するのが難しい状況が多く、神奈川県ツアーの時もそうだったけど、これまで休みなしで連日更新してきた、ブログの更新を中断せざるを得ないこともあった。
来年も、無理しない範囲で、薪ストーブの記事をお届けしたいと思っている。
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