9年ほど前に相談を受けた案件で、君津市の中古住宅を取得した時に、以前のオーナーさんが自分で、ホームセンターで売っている中国製の鋳物の10万円程度の薪ストーブと、壁抜きのシングル煙突をDIYでつけて使っていたけど、その環境だと「ドラフト不足で煙が逆流したり、煙突掃除を月に1回行う必要があって、大変だ」というものだった。
その時には、まだこの薪ストーブも当面の間は使えそうな状況だったので、煙突工事だけの提案をした。壁抜きのシングル煙突を止めて、屋根抜きで、国産の二重断熱煙突に接続するという工事だ。
昔の記事を振り返ってみると、以下の案件だ。
9年ぶりに連絡があって、薪ストーブが限界になったので、買い替えたいということった。
以前の薪ストーブと、施主さんが今回希望する薪ストーブでは、本体のサイズが若干違うので、使用する煙突の長さの組み合わせが違ってくるが、私が施工した国産の二重断熱煙突だと判っていたので、異なる長さの煙突の在庫品を持っていけば、問題なく対応できそうだった。

9年前に煙突工事した君津の現場に到着

薪ストーブは施主さん調達の中国製

壊れて限界になったそうだ
今回の事例でも言えることだけど、だいたい中国製の鋳物薪ストーブの寿命は8-10年位が平均的だと思う。
よく20-30万円の欧米製の薪ストーブとの違いは何かと聞かれるが、欧米製の場合は寿命が20年程度が一つの目安だ。また気密性が違って、薪の消費量が少ないということがある。値段の違いは、寿命と燃費ということになる。
どちらを選択するかは人それぞれで、かわはら薪ストーブ本舗では、どちらにも対応している。
中国製の鋳物の薪ストーブを9年使った施主さんが、2台目として選択するのは、どんな機種になるだろう。
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