チムニーから屋根に出られる「かわはら式チムニー」の内部構造を公開

現在は、東京、長野経由で北軽井沢入りしているが、千葉に滞在していた時に、連日のように煙突掃除やメンテナンスに出ていたので、これからしばらくの間は、その時の様子を記事にしていく。

薪ストーブを使用する場合は煙突掃除が必須となる。基本的には毎年の作業だ。安全かつ確実に煙突掃除できる環境かどうかというのは、薪ストーブや煙突の施工、設計の際に非常に重要なポイントとなる。

こちらの家は、屋根の勾配がきつく、さらに庭木やフェンスがあって、梯子をかけて屋根に上れないという環境だ。そのため、煙突の設計をする際に、二階の小屋裏から、チムニーを通って、直接屋根に出られる設計にした。通常のチムニーは煙突だけが通っていて、人間が通れるスペースがないけど、煙突を通るスペースの他に、人間が通れるスペースを追加して、チムニー側面にサッシを設定して出入口にする。

急こう配の屋根、かつ梯子がかけられない環境

チムニー側面の窓から屋根に出入りできる設計のかわはら式チムニー

二階の押し入れから屋根裏に入り、階段でアクセスできるように設計した。なかなか内部の様子まで外から見ただけでは判らないので、動画で撮影してみた。

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コメント

  1. 岩田信介 より:

    初めまして、愛知県一宮市でアンコールを焚いて8年目になる岩田です。
    毎日ブログを楽しく読ませて頂いています。
    今日のチムニーから屋根に出られる「かわはら式チムニー」を読んで目から鱗が落ちました。自分の家は2階の屋根の上にチムニーがありまして、屋根の勾配がきつい訳では無いですが、梯子をかけて自分で登るのは怖くてできません、煙突掃除は、いつもストーブ屋さんにお願いしています。
    自分が知らなかっただけかもしれませんが、このチムニーを通って屋根に出れるとは、なんてすばらしい発想なのか、家を建てる時にストーブ屋さんからも建築屋さんからも、この提案は有りませんでした。
    今更ですが、こんな素晴らしい提案ができる「かわはら薪ストーブ本舗」さんを家を建てる時に知らなかったことが悔やまれます。
    これからもためになるブログを楽しみにしています。

    • かわはら より:

      岩田さま

      お返事遅くなり、申し訳ございません。

      ご丁寧にご挨拶、そして状況の説明や感想をありがとうございます。

      「かわはら式チムニー」は名前の通りで、他の薪ストーブ屋さんでは、あまり見られない私のオリジナルの施工方法なので、地元で提案がなかったのも無理はないです。
      これを見た全国の工務店、設計事務所、薪ストーブ屋さんで、真似できるところは真似てもらって、ユーザー負担を減らせたらという気持ちで公開しています。

      今後とも、よろしくお願いいたします。