ドブレ640CBの扉の開閉レバーの調整のコツ

お客様が数年使っているドブレ640CBだけど「扉の開閉レバーの内部のナットが緩んだので回したら折れてしまった」という事例があった。当然、そのままの状態では使えないので、交換パーツを取り寄せて、修理した。
この部分は高熱にさらされるので、ボルトのネジが熱酸化しているので、何も対策しないでいきなりやると、そういうことが起きやすい。もし扉の開閉レバー緩んで調整したくなったら、まずは潤滑油を噴きつけてしばらく置いておいて、ナットを無理に回さないのが鉄則だ。気に緩む方向に力づくで回さないで、少しだけ緩む方向に回して動いたら、また逆方向に元の位置まで回し戻すイメージで回転方向を交互に変えること繰り返して、少しづつ、ゆっくりゆっくり緩めてやることがボルトを折らないコツだ。
ナットを取り外すことに成功したら、ボルトやナットの錆びや汚れはワイヤーブラシで落として清掃してから、再度組み付ける前に焼きつき防止剤の「アンチシーズ」を塗っておくことをお勧めする。潤滑油は緩めるためだけしか役立たない。炉内だから一度焚いたら油成分は燃えてしまう。

resize3185_20180424103926e4b.jpg
今回交換した灰受け扉のレバー
交換した灰受け扉のレバーだけでなく、メイン扉とサイド扉も上記の手順で一度取り外して、アンチシーズを塗ってから組み付けてメンテナンスしておいた。
resize3187_201804241039328c1.jpg
サイド扉のレバー
resize3186_20180424103930cdd.jpg
メイン扉のレバー
梅雨時に焚かない人は、GWは薪ストーブのメンテナンスのベストシーズンだ。冬の間に暖かさを作ってくれた、薪ストーブに感謝の気持ちを込めて丁寧にメンテナンスしてあげよう。

※自分でやる自信がない人は、ご依頼いただければメンテナンスも全国対応している。

【↓ 一日一回、毎回、訪問のしるしにポチっと下のアイコン(バナー)をクリック(タップ)して応援いただけると幸いです。一週間の累計クリック(タップ)数がブログ村ランキングの順位(INポイント)に反映しています 】
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村

かわはら薪ストーブは全国
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク