薪ストーブ塗装のコツ

新品の薪ストーブを設置したお客様から「1シーズン使っただけなのに塗装が剥がれてきた」と連絡を受けた。

塗装剥げ

先日の1シーズン使用でのガスケットロープ剥がれの補修もそうだけど、さすがにわずかな使用期間での不具合発生時には、お客様の負担なしで、それなりの対策をしている。

今回の塗装の剥げの補修も「スプレーでシュッと噴いておけば良い」と口で簡単に言うようにはいかない。実際の塗装作業の工程を説明しよう。

必要な道具

養生一式(マスカー、ハサミ、養生テープ)、紙やすり、ウェス、シンナー、耐熱塗料

まずはしっかり養生する

まず大事なことは、徹底的に養生することだ。スプレーを噴くと、思わぬところまで霧状に塗料が飛んでしまう。特に今回のような新築の白い壁の部屋の場合は、黒い塗料が付着すると落とせないので要注意なのだ。

次に大事なことは、いきなり塗料を噴かないことだ。下地作りが塗装の命だ。塗装が剥げたところだけでなく、その周辺の塗料が浮き気味なところも含めて、少し広めに紙やすりをかけて塗料を落として下地を出してやる。次にシンナーで下地の鉄を脱脂してやる。油分、手の汚れ、指紋などが下地に付着していると、塗料が綺麗に乗らずに、再度の剥がれの原因となる。

まずはサンドペーパーで下地を出す

シンナーで脱脂

そして最後の塗装の工程だ。

耐熱塗料だけ必要なわけではない

焦って一気に厚く塗ってしまいがちだけど、そうすると塗りむらとなって補修部分が目立ってしまったり、付着しきれなかった塗料が垂れて醜い仕上がりとなる。かならず一度に厚塗りしないで、薄く3-4回に分けて塗っていくのがポイントだ。1回塗ったらその塗料が乾くまで20-30分間隔をとって塗る。そのため塗装の工程だけでも2時間位は必要となる。

養生や下地作りを考えたらトータルの作業時間は3-4時間見ておく必要がある。

一気に塗らないで、3-4回に分けて30分くらい乾かしてから薄く塗る

だんだん目立たなくなってきた

無事に塗装作業完了

塗装が終わったら、次の火入れの仕方も重要だ。いきなりガツンと焚かないで、表面温度が100℃程度まで上げたら鎮火させて温度を下げる。これを2-3回繰り返して、新しく塗った塗料を馴染ませてやる。

このようにトータルで1日かかるのが塗装作業で、簡単にはいかない。それなりに時間と手間がかかる大変な作業なのだ。

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