薪ストーブをやっていると薪割りのために色々と道具が必要となってくる、チェーンソーはまた別の機会に書くとして、今回は斧とクサビについて書いてみる。
最初に裏山の杉の倒木を薪割りしていた頃は前から持っていた手斧や鉈だけでやっつけていたが、広葉樹には全く刃が立たなかった。
そこで斧とクサビを購入することにした。
クサビは必ず2セット同時に使う必要がある。一つだけだと木に食い込んで回収不可能になってしまう。二つのクサビを木の割れ目に入れて交互に打っていくことで目的を果たすことができる。クサビを打つ際に片手で持てるハンマーも軽く叩くには良いが、本格的にやるにはそれだけでは役不足だ。1メートルくらいの柄のついた数キロのヘッドの本格的なハンマーが理想的だ。また、クサビを打つ際には鋼が摩擦で飛び散ることもあるので、目の保護のためゴーグル着用が望ましい。私の場合はメガネをしているから万一の時に破片が直接目に入る危険は少ないけど、裸眼の人は要注意だ。
そして私が選んだ斧はスウェーデン製のグレンスフォシュ・ブルークスの薪割り槌だ。これはヘッドが2.4kgと適度に重く、また刃の反対側でクサビを打てるのでハンマーを別途購入する必要がないのが決め手となった。